粘土で作った作品。→完成品の出来栄えに「頭の中が混乱」「本物にしか見えない」

粘土で作った作品。→完成品の出来栄えに「頭の中が混乱」「本物にしか見えない」
制作途中の粘土(@shigerin_sweetsさんより提供)

粘土や紙、木材などさまざまな素材で作られる工作作品。思わず見入ってしまうものも多くあります。樹脂粘土作家のしげりん(@shigerin_sweets)さんが、粘土で作った驚きの作品をThreadsに投稿すると「頭の中が混乱」「本物にしか見えない」などのコメントが寄せられ、話題になっています。

粘土で作られた作品について、しげりんさんに話を聞きました。

粘土とは思えないリアルな作品

しげりんさんが制作したのは、肉汁がたっぷりでジューシーなハンバーグ。実は、このハンバーグは粘土から作られているのです。

粘土作品とは思えないハンバーグ(@shigerin_sweetsさんより提供)

ハンバーグや野菜が盛り付けられた作品は、ほかの作品と並行しながら制作し、2週間ほどで完成しました。見えない裏側まで丁寧に再現することにこだわったそうです。

焦げ目がついたおいしそうなハンバーグ(@shigerin_sweetsさんより提供)

こちらの投稿には、多くの反響が寄せられました。反響を受けて「多くの方に見ていただけて、おもしろいと思っていただけたなら嬉しいなと思いました」としげりんさん。

悔しい思いがきっかけで…

しげりんさんが粘土作品を作ろうと思ったきっかけは、子どもと粘土遊びをしたことでした。一緒に粘土でいちごを作ったところ、うまく作れず悔しくて、納得いくまで挑戦したくなったのが始まりだといいます。

制作の様子(@shigerin_sweetsさんより提供)

作品を制作するときには、基本的にはそのときの思いつきで作っているというしげりんさん。普段から物の質感をよく観察する癖がついており、その情報の中からいろいろなものを組み合わせています。使う道具や作り方の手順を考え、思いついた手順をまずは試してみる、そんなスタイルで制作を続けているそうです。

本物のようなブロッコリー(@shigerin_sweetsさんより提供)

“リアルさ”へのこだわり

おいしそうな作品に見えるように心がけていることについて「形が綺麗すぎるとおいしそうに見えないので、わざと歪にしてみたり、半分に割った所やこぼれ落ちそうな瞬間など動きのある瞬間を作るようにしています」と話しています。

今後チャレンジしたい作品について「本物だったらありえないはずでも『本物かもしれない、どっちだろう』と見た人をびっくりさせるような楽しい作品を作りたいなって思います」としげりんさん。

粘土から作られたとは思えないほどリアルな作品でした。これから生まれる作品にも注目したいですね。

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