生活習慣や文化が異なる国に来ると、ちょっとした日常にも驚きや感動があるものです。
40代・アメリカ出身の会社員が、日本に来てまず驚いたのは「肥満の人がとにかく少ないこと」。その生活の中で、気づけば10キロも自然に体重が減っていたというから驚きです。
今回は、そんな体験を語ってくれたアメリカ人男性リチャードさん(仮名)にお話を伺いました。
「キングサイズがない!?」日本の“適量”に衝撃
日本に来て間もなく、外食先でまず驚いたのは、どの店も量が控えめなこと。
「アメリカではどんなファストフードでもキングサイズがあって、食べきれないほどの量が出てきます。日本は違って、“ちょうどいい”サイズなんです」
チェーン店や定食屋でも、満足できる量ながらも無駄がない。それが、日本人の健康的な体型につながっているのかもしれないと感じたそうです。
日本人の長寿の秘密は“日常の食生活”にあった?
「日本人は世界一寿命が長いってよく聞きますが、その理由が少しわかった気がしました」
日々の食事を観察してみると、極端に甘いものや脂っこいものを避け、素材の味を大切にしている印象を持ったといいます。
「派手さはないけど、食べていて体が整う感じがするんです」
そんな食文化に、徐々に馴染んでいったリチャードさん。
最初は合わなかった和食が、今では「最高!」
「正直、最初は日本食がちょっと物足りないと感じていたんです。でも、慣れてくると逆にアメリカの味付けが重く感じるようになってきて…」
気づけば、日本食中心の生活に。すると、なんと10キロの自然な減量に成功!
「頑張ってダイエットしたわけじゃないのに、体が軽くなったし、調子も良くなったんです」
と、嬉しそうに話してくれました。
食生活を変えるなら、日本は最適な場所
この経験を通じて、リチャードさんは「日本はダイエットの先進国だと思う」と強調します。
「日本は、食事で健康を保ちたい人には本当におすすめ。安全な食材が多く、外食もヘルシーで、“太りにくい環境”が整っていると思います」
健康な生活をしたいすべての人へ
「健康に気をつけたい、でも無理なダイエットは続かない」——そんな人こそ、日本の食文化を知ってほしいと語るリチャードさん。
「自然と整う生活」こそが、日本で得られる最大の魅力なのかもしれません。
海外出身の目線だからこそ気づいた、日本の“ヘルシーライフ”の魅力が、多くの人に届きますように。