念願の「ドラム式洗濯機」を購入するも…共働き主婦を襲った悲劇に「分かる」「やったことある」

念願の「ドラム式洗濯機」を購入するも…共働き主婦を襲った悲劇に「分かる」「やったことある」

忙しい毎日を送る現代人にとって、家事の負担を減らしてくれる最新家電はまさに救世主。今回は、共働きで日々奮闘するサトウさん(仮名・30代・会社員)が、満を持して購入した最新ドラム式洗濯乾燥機にまつわる、ちょっぴり切ない失敗談と、そこから得た教訓について、赤裸々に語っていただきました。

期待ふくらむ!夢の全自動ライフへ

「共働きなので、とにかく家事の時間を短縮したくて。特に洗濯は、干す手間がなくなるだけでも全然違う!と思って、最新のドラム式洗濯乾燥機を購入したんです」と語るサトウさん。

購入前は、その性能に大きな期待を寄せていました。
「一番期待していたのは、やっぱり乾燥機能ですね。夜寝る前にセットしておけば、朝には洗濯物がふわっと乾いてる…なんて便利なんだろうって。家電には全然詳しくないので、『とにかくボタン一つで全部お任せ!』みたいな、簡単な操作性も重視して選びました」

まさに、夢に描いた“全自動ライフ”への第一歩。サトウさんの期待は最高潮に達していました。

朝、扉を開けたら…まさかの“びしょ濡れ”事件


しかし、そんな期待は思わぬ形で裏切られることになります。ある日の朝のことでした。

「前の晩、洗濯物を干すのが面倒で『よし、今日は乾燥までお願いしちゃおう♪』と、意気揚々とスタートボタンを押したはずだったんです。なのに…朝、洗濯機を開けてみたら、中の洗濯物がびっしょびしょのままで!」

一体何が起きたのか?慌てて取扱説明書を確認すると、衝撃の事実が判明します。
「なんと、『すすぎのみ』のコースを選んだまま、乾燥ボタンを押し忘れていたんです…。心の中で『え、まさか…ずっと水の中で回ってただけ?嘘でしょ?』ってめちゃくちゃ動揺しました。でも、ドラムの中を覗き込んだら、もう見事に水浸しで。『ほんっっとに水やん!!!』って、思わず一人でツッコミ入れてましたね(笑)」

結局、半乾きどころか完全な“濡れ物”と化した洗濯物を、再度「乾燥だけ」で回す羽目に。時短どころか、余計な手間と時間がかかってしまったのでした。

洗濯機との“信頼関係”を見直す日々

この苦い経験を経て、サトウさんの洗濯機との付き合い方には変化があったのでしょうか?

「もう、こりごりです(笑)。それ以来、スタートボタンを押す前には、絶対にコース内容を目視で確認する癖がつきました。『自動でやってくれるだろう』っていう過信は禁物なんだな、と痛感しましたね。ある意味、洗濯機との信頼関係を根本から見直す良いきっかけになりました」

失敗はしたものの、結果的に取扱説明書を読む機会が増え、様々な設定や機能にも少し詳しくなったとのこと。
「今では『ちゃんと使いこなせてるぞ!』っていう感覚があります。まあ、あの日の失敗がなければ、ずっと『おまかせ』ボタンしか使っていなかったかもしれませんけど(笑)」

「またやったん?」家族や友人の反応は…

ところで、このサトウさんの“うっかりミス”、ご家族や周りの方はご存知なのでしょうか?

「夫にはすぐバレて、『またやったん?そろそろ洗濯機ともちゃんと対話した方がええんちゃう?』って笑われました。悔しいけど、何も言い返せません(笑)。友人にこの話をしたら、『わかるー!それ私もやったことある!』って、まさかの共感の嵐で!そこから家電の失敗談でめちゃくちゃ盛り上がりました」

どうやら、最新家電の“うっかりミス”は、サトウさんだけの専売特許ではないようです。

実は、照明にも話しかけちゃいました…

ちなみに、サトウさんの家電にまつわる「やらかし」は、これだけではないそうで…。

「実は…音声操作に対応したスマート照明を買ったばかりの頃、間違えてテレビに向かって『ねえ、ライト消して!』って必死に話しかけ続けていたことがあるんです。もちろんテレビは無反応。それを見ていた家族に『それ、テレビやで。照明ちゃうで』って真顔でツッコまれて、顔から火が出るほど恥ずかしかったです…」

便利な最新家電も、使う人によっては、時に笑いと共感を生むエピソードの源泉となるようです。

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