アリは、身近な自然の中でよく見かける小さな生き物ですよね。@aoiwa_88さんが、アリが意外なものを運ぶ姿を撮影しXに投稿すると「異議蟻ィ!!」「砂糖判決!!」「これで角砂糖貰えるんですよね?」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
この投稿について、@aoiwa_88さんに話を聞きました。
アリはとってもきれい好き?
近所の公園に出かけたとき、アリの巣を発見した投稿者さん。
その後毎日公園へと足を運び、アリを観察し続けたところ、アリが巣の周りにある葉っぱなどを遠くに運んでいることに気づきました。
そこで「勝訴と書かれた紙を置いたら、どうなるんだろう?」と好奇心がわいた投稿者さんは、アリの巣近くに「勝訴」と書いた小さな紙を置き、その様子を見守ることに。

「勝訴」と書いた小さな紙は…
紙を発見したアリは、自分より大きな紙を運び始めます。

行く手を阻む石ころや雑草、木の枝を乗り越え、ひたすら紙を巣から運ぶアリの姿に感動した投稿者さんは、動画を撮影しながら「頑張れ!頑張れ!」と声援を送り続けたそうです。

ようやく紙を納得のいく場所まで運び終えたアリは「勝訴」と書かれた紙を踏みつけながら、まるで勝利宣言をしているよう。

任務を終えたアリは紙をその場に残し、次の任務へ移るかのように、すぐにその場を離れていきました。
投稿者さんは「他の人も利用する近所の公園の隅っこで、一人でアリを応援するのは少し恥ずかしかったです」とのこと。予想以上に、アリが上手く動いてくれたので、今までよりもっとアリのことが好きになったそうです。
2年前に撮影した動画をXに投稿したところ「虫の画像は敬遠されるかも」と思っていたそうですが、好意的なコメントが多く寄せられ「やっぱりアリって何か特別だよなぁ」と感じたといいます。
SNSでは、オモシロ作品も投稿
虫や動物の観察動画だけでなく、角砂糖に群がるアリをイメージしたサイコロや、かざすといろんな物から手足が生えているように見えるキーホルダーなど、ユニークな手作り作品を披露している投稿者さん。
普段、何気なく見ている昆虫や物も、視点を変えれば、意外なストーリーを感じたり、アートに見えてくるなんて、なかなか面白い発見ですね。