白髪が増え、白髪染めの頻度が高くなると、頭皮へのダメージが気になりますよね。@ma25_logさんが、グレイヘアを綺麗にセットする動画をInstagramに投稿すると「素敵」「綺麗」「ゴージャス」などのコメントが寄せられ、話題になっています。投稿者さんに話を聞きました。
白髪染めをしていたころ
美容院に行けば「頭皮が乾燥していますね」と言われ、年齢のせいか髪のコシがなくなり抜け毛が増えている気がしていた投稿者さん。
それまで週に1回、チラチラ見える白髪を自分でタッチアップし、2ヶ月に一回美容院でヘアカラーをしていたのだとか。あるとき、黒髪を維持するために、多くの時間、お金、労力、そして頭皮への負担をかけてきたことに気づき、白髪染めをやめる決意をしました。

脱白髪染めは、いいことだらけ!
白髪染めをやめると、多くのメリットがありました。
伸びてきた数ミリの白髪を気にすることなく、頭頂部も堂々と見せられるようになったといいます。頭皮や髪が元気になり、出掛けるとよく「綺麗な髪ですね」と声をかけられるようになりました。そんな風に髪を褒められることは、黒髪のときには一度もなかったそうです。

投稿者さんは、白髪染めをやめて特に困ったことはないと語ります。唯一の難点は、洗髪後に身体についた髪が見えにくく、ツッパリ感があってもどこに髪がついているのか分かりにくいことだそう。
白髪染めをやめて、毛先まで綺麗なグレイになるまでの期間は約3年。グレイヘアはパサついて見えやすいため、トリートメントを欠かさないようにして髪を綺麗な状態に保ち、毛先のダメージが出てきたらマメにセルフカットするように気をつけているそうです。

「こうあるべき」より「自分らしく」
投稿者さんには2人の子どもがいます。息子さんは賛成も反対もなかったようですが、娘さんは最初、反対していました。しかし、大学生になると「好きにしたらいいよ」と受け入れ、今では「かっこいい」とまで言ってくれるそうです。
投稿者さんのお母さんも影響を受け、白髪染めを卒業しました。
職場では「そのカラーはどうオーダーしたんですか?」と聞かれることもあれば、「素敵だけど自分には無理」と言われることもあったそうです。
グレイヘアを発信しようと思ったきっかけを伺うと「髪が半分ほどグレイになった頃から『やりたいけどできない』と言われることが増えました。その背景には『女性はこうあるべき』『若さが大切』という固定観念があると感じました。でも、人生は短い。やりたいことをやり、自分らしく生きてほしい。やらずに後悔するより、一歩踏み出してみてほしい。そんな想いを伝えたくて発信しています」と話してくれました。
「今は長いグレイが目立つので気に入っているのですが、ハンサムショートとかも試してみたいですね」と今後チャレンジしたい髪型についても聞かせてくれました。

これからも素敵な投稿が楽しみですね!