物価高で2万円も増加した食費を『3万円削減すること』に成功した男性。その工夫とは…「気づいたらどんどん増えていました」「まずは家計の支出を把握」

物価高で2万円も増加した食費を『3万円削減すること』に成功した男性。その工夫とは…「気づいたらどんどん増えていました」「まずは家計の支出を把握」

物価の高騰が続く中、「気づけば生活費が大幅に増えていた…」という人も多いのではないでしょうか?
そんな中、家計の見直しを行い、食費を7万円から4万円に削減することに成功した男性がいました。彼の実践した節約術に、注目が集まっています。
今回は、その方法について、30代会社員の鈴木さん(仮名)に詳しく話を伺いました。

物価高騰と予期せぬ出費で家計が圧迫

「特に大きなきっかけはなかったのですが、気づいたら生活費がどんどん増えていました」と語る鈴木さん。

物価高の影響で、毎月の食費は5万円から7万円に増加し、光熱費も1万円から1万5千円に上昇。さらに、追い打ちをかけるようにエアコンが故障し、修理費の支出が発生。

このままでは厳しいと感じ、家計の見直しを決意したといいます。

まず取り組んだのは「食費の見直し」

家計を見直すにあたり、まず着手したのは「食費」でした。

「何気なく外食をしていましたが、その積み重ねが大きかったと気づきました」と鈴木さん。

そこで、外食を減らし、自炊を増やすことを決意。食材の買い方を見直し、まとめ買いや特売日を狙うことで、無駄な出費を抑えました。

また、あまり利用していなかったサブスクリプションを解約し、固定費の削減も実施しました。

家族の協力を得るのに苦労も…


節約生活を進める中で、意外な壁もあったといいます。

「食費を減らすために外食を控えたり、電気をこまめに消したりしましたが、家族がストレスを感じているようでした」と鈴木さん。

特に、家族での外食が減ったことにより、「気分転換ができない」と不満の声も上がったそう。

それでも節約を続けた結果…

試行錯誤しながら節約を続けた結果、食費は7万円から4万円へと削減に成功!

さらに、家計簿アプリを活用することで、無駄な支出を管理しやすくなり、節約意識も自然と高まったといいます。

「光熱費の大幅な削減は難しかったですが、食費を抑えることができたのは大きかったですね」と鈴木さんは話します。

今後の課題と伝えたいこと

今回の経験を通じて、「定期的な家計の見直しが重要」だと再認識したという鈴木さん。

「節約は一時的なものではなく、長期的に続けてこそ意味があると感じました。無理なく継続できる方法を見つけることが大切です」と語ります。

また、予期せぬ出費に備えるため、緊急用の貯金をしておくことの重要性も痛感。今後は、家族にも協力してもらいながら、さらなる節約に取り組んでいきたいとのこと。

物価高が続く今、生活費の見直しは誰にとっても大きな課題。
「まずは家計の支出を把握することから始めてみては?」という鈴木さんの言葉が、多くの人の参考になるかもしれません。

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