大切な家族の一員であるペットとの出会いは、特別な瞬間。特に、長年犬と暮らしてきた人にとって、新しい子犬との出会いは、これまでの思い出がよみがえる温かいものになるようです。
92歳のひいおじいちゃんと3ヶ月の子犬が初対面する様子がTikTokに投稿されると「どっちも可愛い」「長生きしてください」「とても幸せそう」などのコメントが寄せられ、話題になっています。今回は、投稿者であるひ孫の@adi_das.shibaさんに話を聞きました。
ひいおじいちゃんへサプライズ
実は昔、犬を飼っていたというひいおじいちゃん。しかし、10年以上前に飼っていたゴールデンレトリバーを亡くしてからは、新しく犬を迎えることはありませんでした。
そんなひいおじいちゃんのもとに、ひ孫である投稿者さんが迎え入れた子犬・アディちゃんが突然登場。犬好きなひいおじいちゃんがどのような反応をするのか気になり、その様子を撮影したのが今回の動画でした。

撮影されたのは約5年前のことだそうです。
アディちゃんを連れて行くと、ひいおじいちゃんは驚くこともなく、落ち着いた様子で迎え入れます。まるで以前から知っていたかのように自然に可愛がるその姿は、長年犬と暮らしてきた人ならではのものでした。
犬好きならではの…
ひいおじいちゃんには犬好きならではの習慣があったとのこと。かつて飼っていた犬たちには毎日、ご飯を手で与えていたそうです。
しかも、その習慣は1匹だけではなく、大型犬2匹に同時に手で食べさせていたとのこと。
その姿は投稿者さんの記憶にも鮮明に残っているようで「自分の手を汚しながらでも、ご飯は絶対に手で食べさせていた」と話してくれました。

すぐに仲よくなったアディちゃんとひいおじいちゃん
アディちゃんとひいおじいちゃんの様子を見て投稿者さんは「2人ともかわいい!と思いました。やっぱり犬には犬好きの人がわかるんだなぁと思いましたし、突然の登場にも動じない慣れた様子のひいおじいちゃんもさすがだなと思いました」と当時の感想を語ります。
アディちゃんもまた、ひいおじいちゃんが自分に対して優しく接してくれることをすぐに感じ取ったようで、すぐに懐いたそうです。

アディちゃんがひいおじいちゃんの家に遊びに行くと「はいはい、来たんな〜」と自然に迎えてくれるといいます。
アディちゃんがいない日は「今日はアディは?」と気にかけることもあるぐらいで、おばあちゃんの家で飼われているもう一匹の犬・ダスのこともよく覚えていて「ダスは?」と尋ねることもあるとのこと。

長年、犬とともに暮らしてきたひいおじいちゃんと、新たな家族として迎え入れられたアディちゃん。
初対面の瞬間から自然に心を通わせ、犬好きのひいおじいちゃんの優しさと、アディちゃんの素直な愛情が重なり合い、見る人の心を温かくしました。