ゴミと間違われたハギレが高級感あふれる図書館バッグに変身?!ハンドメイダーのくり(@kurir_iriri)さんが、素敵な図書館バッグの制作動画をInstagramに投稿すると「素敵すぎる」「ハギレの使い方の参考になる」「羨ましい限りです!」などのコメントが寄せられ、話題になっています。くりさんに話を聞きました。
ハギレセットなら手が届く
くりさんは幼い頃からものづくりが大好きでした。本格的に始めたのは娘さんが産まれてからで、ベビーグッズや服を作るうちに熱中し、今年で8年になります。
今回、ハンドメイドの材料としたのは、福袋として売られている北欧柄のハギレです。
くりさんは「ずっと使っていた図書館バッグがボロボロになってしまったので、新しく作ることにしました」と制作のきっかけを語ります。
お気に入りの生地で使いやすいバッグを作りたかったものの、種類ごとに買うには高価。そのため、手に取りやすいハギレセットを活用したそうです。

動画では、帆布とハギレを組み合わせて丁寧に縫い上げる様子が映され、カラフルで特別感のあるデザインに。肩掛けできる持ち手やポケットをつけ、収納力も十分。

「図書カードやレシートをしまえて便利です。本もたくさん入る丈夫なバッグになりました」と話してくれました。
旦那さんもお気に入り

くりさんは普段から布を大量に買うことがあり、制作後のハギレ活用に悩んでいたそう。それを知っている旦那さんは「いつもゴミになっている小さい生地なんて買ってどうするの?」と疑問に思っていたといいます。
しかし、実際にバッグが完成すると、旦那さんも「これは使いやすそう」と気に入り、家族で図書館に行く際には一緒に使っているそうです。
みんなの『やってみたい』気持ちを後押ししたい

大きな反響があったことについてくりさんは「ハギレの活用に悩んでいる方も多いので、参考にしてもらえたのが嬉しいです」と話します。
制作時間は2日ほどで、30冊入る大容量バッグが完成しました。
「バッグはマチがあり、大きくて使いやすいそうです。ポケットもつけたので、図書カードや貸し出しレシートなどもしまっておけて便利だなと思っています。こだわりは肩掛けになる持ち手、ダイナミックな柄やポケット、男女兼用のカラーです」と話すように、使い勝手にもこだわった素敵な作品に仕上がっています。

今後は子ども服だけでなく、小物制作にも力を入れたいそうです。
「ソーイングは、初心者にとってハードルが高く感じるもの。道具やミシン、生地を揃えるのが大変だし、手芸店も減ってきています。ものづくりの楽しさを発信し、みんなの『やってみたい』気持ちを後押ししたいです」と締めくくってくれました。
くりさんの作品は、これからも多くの人にインスピレーションを与えてくれそうですね。