高校時代の体育祭の一幕が、10年後に2人にとって特別な意味を持つことになりました。当時の借り物競争で「好きな人」を選び、お姫様抱っこを披露したカップルが、その後10年間の交際を経て結婚。そんな2人の物語を収めた動画がTikTokに投稿されると「キュンとする」「運命って凄い」「最幸ですね」などのコメントが寄せられ、話題になっています。今回は、投稿者である@dekidan_nichijoさんに話を聞きました。
高校の体育祭で…
高校の体育祭で行われた借り物競争。ある男子生徒が引いたお題は「好きな人」でした。
すると、少し恥ずかしがりながらも意中の女の子をお姫様抱っこし、ゴールへと一直線。
それから10年後、2人は結婚。高校時代から続く恋に、多くの人が心を打たれました。

実はこのとき、すでにお付き合いを始めていたという2人。出会いは高校1年生のときで、投稿者さんはそのときから彼が気になっていた様子。
2年生で同じクラスに進級し、そこで距離を縮めてクリスマスイブに告白されて付き合うことに。このクリスマスイブは2人の中では特別な日となっており、結婚記念日もこの日にしたといいます。
夫婦になっても変わらず…
結婚後も、2人の関係にネガティブな面はほとんどなかったそう。周りの人には「何年もいるのにずっと初々しいカップルみたいだよね」とよく言われるのだとか。
「お互いにいい意味で“他人”として接しているので、感謝の言葉を忘れず、言葉の伝え方や行動など、相手に思いやりを持って接することが出来ているのかなと思っています」と投稿者さん。彼のことを「よく出来た人」と尊敬しているそうで「相手を尊敬できる気持ちがあるのも、いい関係が築けている要因なのかなと思っています」と話してくれました。

普段はクールな彼ですが、ここぞというときにはサプライズを仕掛けるロマンチックな一面も。

大学受験の際も、すでに指定校推薦が決まっていた彼は受験を控えていた投稿者さんをサポート。投稿者さんの試験が終わった後のデートでは、内緒で取った車の免許でそのままドライブデートに誘ってくれたこともあったそうです。
最高のパートナー
投稿者さんは「最高のパートナーだと思うので、これからもお互いに思いやりを持って関係を続けたい」と語ります。

高校時代の体育祭のワンシーンが、10年後の2人の結婚へとつながる象徴的な出来事となりました。
長い交際期間の中で、お互いに支え合い、思いやりを忘れずに関係を築いてきた2人。これからも2人の幸せな時間が続いていくことでしょう。