4ヶ月伸び放題だった雑草→ウシ2頭を放した結果…「牛さん幸せそう」「微笑ましい」「ハイパワーですね!」

4ヶ月伸び放題だった雑草→ウシ2頭を放した結果…「牛さん幸せそう」「微笑ましい」「ハイパワーですね!」

背丈ほどもある草が生い茂る土地。3日後、そこには驚きの光景が…。

大吉農場(@daikitinouzyou)さんが、草刈り前後の様子を撮影した動画をYouTubeに投稿すると「牛さん幸せそう」「微笑ましい」「ハイパワーですね!」などのコメントが寄せられ話題になっています。

今回は、大吉農場さんに話を聞きました。

1人で草刈りスタート

柵周辺だけは人の手で草刈り(@daikitinouzyouさんより提供)

動画は、大吉農場さんが草刈り機を使い、パドックの柵やハウス周辺の草を刈るシーンから始まります。
「草刈りには1時間ほどかかりました。今回は1人で作業しましたが、普段は夫婦で農作業をしています」と大吉農場さん。

今まで牛舎から出たことがない2頭の牛(@daikitinouzyouさんより提供)

作業は真夏の暑い時期に行われましたが「こまめに水分を補給し、自家菜園で採れたスイカを食べながら適度に休憩をとっています。また、去年からは購入した水冷ベスト(ベストの中を氷水がめぐり体を冷やす物)を使用して暑い夏を乗り切りました」とのことでした。

牛舎からパドックへ移動(@daikitinouzyouさんより提供)

元気に走り回る牛

草刈りが終わって導線を確保した後、牛たちは牛舎からパドックへ。

放たれた2頭の牛は、まるで追いかけっこをするように元気いっぱい走り回ります。
「ドッグランみたい」と、その姿に驚く声が多く寄せられました。

元気よく走り回る2頭の牛(@daikitinouzyouさんより提供)

大吉農場さんも「楽しそうに駆け回り、草も腹一杯に食べて幸せそうだと思いました。見ている私たちまで幸せな気持ちになります」と目を細めます。

冬場は積雪が2m以上にもなる雪深い地域のため「冬は外に放すことが出来ないので、夏の間は出来るだけ外でのびのびしてもらいたいと思っています」と語っていました。

この後、夏の間は放牧を続け、雪が降り始める11月頃に牛舎へ戻したそうです。

わずか3日で驚きの変化

牛の体が埋もれてしまうほどの草(@daikitinouzyouさんより提供)

3日後のパドックの様子も話題になりました。

2頭の牛が草を食べたり踏み倒したりしたことで、あれほど生い茂っていた草がほぼなくなり、見晴らしと風通しの良いパドックへと変わりました。

わずか3日で驚くほどすっきり(@daikitinouzyouさんより提供)

大吉農場さんは、今回の動画に多くのコメントが寄せられたことについて「私たちには日常の風景ですが、都会の方には珍しい光景なのですね。普段牛を見る機会のない方々に、牛の旺盛な食欲や元気に走る姿を伝えられてよかったです」と語ります。

今後の発信については「農作業の様子や、田舎の普段の生活の様子を皆さんにお届けしたいと思います」とのこと。

牛たちが嬉しそうに走り回る姿や、その圧倒的な除草効果に、多くの人が驚き癒された今回の投稿。これからも大吉農場さんの発信が楽しみですね。

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