近頃はSNSを通じて、様々なアート作品に気軽に触れる機会が増えました。@suzuki_kuritaroさんが自作のお店でワンちゃんが店員になる動画をXに投稿すると「ハチマキが似合う」「かう!」「欲しい」「精密」などのコメントが寄せられ話題になっています。@suzuki_kuritaroさんに投稿について話を伺いました。
ワクワク楽しいワンちゃんのお店
「いらっしゃいませ~」と、今にもそう聞こえてきそうなワンちゃんが店員さんのお弁当屋さん。店内には、ずらりと充実のラインナップがわかるサンプルの数々とメニュー表が。
細かいところまで作り込まれていて、例えば限定の横浜シウマイ弁当といったメニューもあります。思わず注文したくなってしまうほどですね!

とっても可愛らしい世界を作り上げたのは@suzuki_kuritaroさん。きっかけは2021年のコロナ禍だったといいます。
当時外出が制限され、世の中が暗い雰囲気に包まれていたため、せめてフォロワーに外出している気分を味わってもらおうと思い作り始めたそう。お弁当屋さんのほかにも、うどんそば屋、回転寿司店などの投稿もあり、見ているだけで楽しい気分になります。

元々物を作ることが好きで、今でも年に数店色々なお店を作っているのだとか。

笑える細部にご注目
とてもクオリティの高い作品ですが、制作時間はトータルで約15時間。制作工程は、食品サンプルの制作とお店の飾りつけです。
こだわりポイントは、店員である愛犬栗太郎くんに合わせて、食品サンプルは人より少し小さめに作っている点。また、よく見たら笑えるような小ネタをメニューやお店のロゴなどに入れるようにしています。

棚に陳列されているお弁当やお寿司、お蕎麦などの一覧はとてもリアルですが、粘土細工でできています。なんと、YouTubeで見よう見まねで作っているというから驚きです。

店員役の愛犬栗太郎くんは、お店を組み立て始めると「あ、またか…」という感じでいつもおとなしく座って、撮影に付き合ってくれるといいます。とはいえあまり負担にならないよう、撮影は動画+写真で3〜5分くらいで終えるようにしているのだとか。
投稿には「お店に行ってみたい!」や「美味しそう」など多くの反響が寄せられ「自分の時間を犠牲にしてチマチマ粘土をこね続けた労力が報われる」と語る@suzuki_kuritaroさん。
今後は高級焼肉店や某チェーン店、スイーツ系やスナックなどにチャレンジしていきたいのだそう。

これからも可愛らしく完成度の高い作品が楽しみですね!