夫婦として一緒に過ごしていると、さまざまな出来事があるでしょう。一緒に笑い合ったり助け合ったりしながら、夫婦の絆は深まっていくのかもしれません。余合 ナオミさん(@naomiyogo)が、結婚30周年の様子をInstagramに投稿すると「素敵なご夫婦」「お幸せに」などのコメントが寄せられ話題になっています。
ご夫婦のこれまでについて、ナオミさんに話を聞きました。
結婚30周年のお祝い
12月28日が結婚記念日のご夫婦。毎年この時期は、年末年始の食材購入を兼ねて豊洲市場へ旅行をしています。いつもはレストランを予約し、その際にデザートプレートもお願いしてお祝いをしていました。
昨年末は結婚30周年だったため、気合を入れて名古屋より特注したケーキトッパーやキャンドルを運び、東京で購入した小さなケーキ2つにデコレーションしてホテルのお部屋でお祝いをしました。

12歳離れているご夫婦は、結婚したときは旦那さんが40歳でナオミさんは28歳でした。よく略奪婚や親子などに間違われたといいます。しかし、30年経った現在は「とてもしっくりとした夫婦になれたのではないか」と思うようになったナオミさん。

30年の間には、旦那さんが突然家業を継ぐことになり、東京から名古屋へ引っ越したり、お互いの両親を悔いなく見送ったりと、さまざまな困難を共に乗り越えてきました。
ナオミさんは「私たちはどちらかというと『自分、不器用ですから』というタイプ。自分を顧みず、与えられた使命に真摯に向き合い続けた30年でした。白髪もシワも増えたけれど、それさえも誇らしく思える年月でした」と語ります。

旦那さんは日々コツコツ淡々というタイプ。お祝いごとにはあまり興味がないそうですが、ナオミさんのInstagram用画像撮影などには、いつもとっても協力的なのだとか。今回の30周年の写真も旦那さんが撮影し、ご本人としては自信作なのだそうです。
ナオミさんにとって、旦那さんは「同志か戦友」のような存在。尊敬するお義母さんがパワフルに仕事をしていた影響もあり、旦那さんは結婚当初からナオミさんの仕事に深い理解を示し、全力で応援してくれました。また、28歳で結婚したナオミさんに「女は40歳からだよ」と励まし続けた旦那さん。その言葉の背景には、お義母さんが40歳で3人の男の子を育てながら、2つの幼稚園を創設した実績があります。
ナオミさんは旦那さんのエールに支えられ、この30年間でTV出演、雑誌掲載、書籍出版、講師育成講座の開講、海外での作品展示、工具のプロデュースなど、数えきれないほどの夢を叶えてきました。そんな旦那さんに、心から感謝していると話しています。

昨年、旦那さんは70歳になりました。今後について「『あと何年一緒に過ごせるのだろう』と考えると、切なくなります。お互い健康に気をつけて、1日でも長く笑い合って明るく毎日暮らせるように努力したいと思っています」と話していました。
とても素敵なご夫婦ですね。お互いを尊敬し、助け合いながら過ごした30年間だったことが伝わりました。これからも一緒に過ごす日々が楽しみですね。