幼少期に祖母から髪をカットしてもらっていた孫が、30年後、今度は祖母の髪を自らの手で整える。そんな心温まる姿がInstagramに投稿されると「若くなってる」「イケメン」「時の流れを感じる」「感激」「おばあちゃん若い!」などのコメントが寄せられ話題となっています。
今回は、投稿者である@hashida_ryoheiさんに話を聞きました。
今から約30年前…
今から約30年前。投稿者さんはお母さんと一緒に祖母の実家に帰った際、美容師であった祖母にいつも髪を切ってもらっていました。投稿の写真は投稿者さんが2歳、祖母が59歳のものです。
小学6年生までは祖母に切ってもらい、中学生からは思春期なのもあり、地元の美容室で切ってもらっていました。
そして月日が経ち、投稿者さんも独立し、立派な美容師になりました。

そして、88歳になった祖母の髪を整えるようになりました。投稿者さんが31歳でフリーランスの美容師として独立するとき、祖母の家を訪ねたときに記念に写真を撮ったそうです。
30年の時を経て、孫に髪の毛を整えてもらうことになった祖母。その表情はどこか感慨深げで、施術が終わったときには孫である投稿者さんの技術を褒め、とても嬉しそうにしていました。

1年以上たった現在でも…
投稿から1年以上たった現在、90歳になった祖母は、今も美容師の仕事を続けているとのこと。

そんな生涯現役の祖母を、投稿者さんは「目標」と語っています。
「僕も生涯現役で美容師を続けたいので、90歳になっても現役の祖母の姿に勇気をもらっています」と、美容師として生涯現役を貫きたいと考える投稿者さんにとって、祖母の姿勢は大きな刺激となっているようです。

幼い頃に祖母にカットしてもらった髪を、今度は孫が祖母へ。家族の絆と時の流れが感じられるこのエピソードは、多くの人の心を温めました。
現在も現役で働く祖母の姿は、投稿者さんにとってこれからも大きな励みとなることでしょう。