手作りのおもちゃや絵本には、作り手の温かい思いが込められていますよね。
@miya_7955さんが、ひいおばあちゃんがひ孫さんのために作った編みぐるみをTikTokに投稿すると「売ってほしい」「絶対嬉しい」「愛だね」などのコメントが寄せられ話題になっています。
ひいおばあちゃんの作った編みぐるみについて、ひ孫さんのママさんに話を聞きました。
手作りの編みぐるみ
77歳のひいおばあちゃんは、2歳と3歳のひ孫さんのために、たくさんの編みぐるみを作っていました。ひいおばあちゃんの作った編みぐるみを見たママさんは、ひいおばあちゃんの愛情に感動し「誰かに伝えたい」と思い動画を投稿したそうです。

ひいおばあちゃんの作った編みぐるみは、ケーキやハンバーガー、ポテトなど、可愛らしいデザインばかり。どれも丁寧で可愛らしく、ひいおばあちゃんの深い愛情が感じられます。

幼い頃から、浴衣やお弁当袋、人形の服や積み木など、数えきれないほどの手作り品を贈られてきたママさん。
ひいおばあちゃんの手作りのおもちゃを見たお子さんたちは、買ってもらったおもちゃよりも目を輝かせ、楽しそうに遊んでいました。ケーキはすぐに取り合いになってしまったほどです。
ママさんも子どもの頃の気持ちに一瞬戻り、一つ一つを見て楽しみました。
「こんなにたくさんあると思っていなかったのでびっくりして、たくさん時間をかけてくれた姿が浮かんでとても愛情を感じました」と話していました。

こちらの作品は、1つ作るのに2時間ほど。ケーキは休みを入れながら1日かけて作ったのだとか。YouTubeを参考にしながら作ったそうです。
ママさんの母であるおばあちゃんと、ひいおばあちゃんは二世帯で住んでいます。もともとは、おばあちゃんが段ボールで手作りのキッチンや家を作っていました。そして、手作りキッチンに合わせて、ひいおばあちゃんが編みぐるみの食べ物を作ったそうです。
おばあちゃんは、ひいおばあちゃんに比べて不器用でうまく作れなかったといい、作ったものを帰る日まで別の部屋に隠していました。しかし、お子さんたちが見つけてきて、最後は手作りのキッチンで遊んでいたといいます。編みぐるみの鍋で遊びながら、食べ物の名前を覚えて楽しんだそうです。

今回のおもちゃたちは後日宅配便で送ってもらうことになっています。
「開けたときの子どもたちの喜ぶ顔が目に浮かびます」とママさん。クリスマスプレゼントにおままごとキッチンをプレゼントしていましたが、食べ物がまだなかったので、届いたらたくさん遊んでほしいと話していました。
年に数回、お菓子や手作りのおもちゃを宅配便で送ってくれるため、段ボールを見るとお子さんたちは大喜びするそうです。

投稿に多くの反響が寄せられ「ひいおばあちゃんの愛に改めて感謝しています」とママさん。
一方で、ひいおばあちゃんは今回の反響を受けて「たくさんの方に見ていただいていることに、とてもびっくりしていて、たくさんのお褒めの言葉にも喜んでいます。TikTokに登録しているので、コメントを読んでいると聞きました。遠方に住んでいる自分のお姉さんにも動画を送って報告したそうです」と教えてくれました。
愛情がこもった、とても素敵な手作りおもちゃでした。愛情がたっぷり込められたおもちゃで楽しく遊んでほしいですね。