『汚部屋』に住む女性。1年後…「継続は力なり」「やる気になる」「ありがとう」

『汚部屋』に住む女性。1年後…「継続は力なり」「やる気になる」「ありがとう」

家の中を片付けたいと思っていても、ついつい先延ばしにしてしまうことがありますよね。片付けが苦手だったという@yori_kurashiさんは、あることをきっかけに断捨離を決意。1年間、汚部屋を片付け続けたまとめ動画をInstagramに投稿すると「継続は力なり」「やる気になる動画をありがとう」などのコメントが寄せられ話題になりました。

汚部屋脱出までの経緯を@yori_kurashiさんに聞きました。

断捨離を決意したきっかけ

幼い頃から片付けが苦手で、部屋の中が常に散らかっていたという@yori_kurashiさん。それは結婚後も、なかなか変えられなかったといいます。

この状況は夫婦関係にも影響し、旦那さんとの関係もうまくいかなくなってしまいます。すると@yori_kurashiさんは、ストレスや日常生活の忙しさを言い訳に片付けることを後回しにした結果、家の中は散らかり放題の汚部屋になってしまいました。

そんな頃、旦那さんから離婚を切り出されてしまいます。
離婚は避けたいと思っていた@yori_kurashiさんでしたが、どんどん離婚の話が進み、片付けざるを得ない状況に追い込まれたのです。

足の踏み場もないほどに散らかり放題(@yori_kurashiさんより提供)

こうした中、お風呂場のドアが壊れてしまい、修理を依頼しようと考えた@yori_kurashiさんは、現場の状況を伝えるためにお風呂場の写真を撮ったところ、改めてその汚さが尋常ではないことに気づきます。
写真や動画で見ることによって現状を客観視し、ようやく「片付けなければ」と意識が変わったのです。

まずはお風呂場をお片付け(@yori_kurashiさんより提供)

断捨離をしようと試みるものの、もともと片付けが苦手な@yori_kurashiさんは、何をどう片付けたらよいのか分かりませんでした。SNSにアップされている片付け動画を見ても、自分にピンとくる方法は見つからず、片付けは一向に進まなかったそうです。

少しずつ家中の片付けをスタート(@yori_kurashiさんより提供)

そんなとき「いっそのことこの汚い家をみんなに見てもらったらやらざるを得なくなるのでは?」と思い立った@yori_kurashiさんは、Instagramのアカウントを立ち上げ、自分をさらけ出す事によって退路を断ち、モチベーションを保とうと考えました。

ありとあらゆる物を断捨離する怒涛の1年が過ぎた(@yori_kurashiさんより提供)

頑張って片付けては動画を作り、またサボってしまうことを繰り返し、Instagramのフォロワーに励まされながら断捨離を進めていった@yori_kurashiさん。
これまで家の中に散らかっている物は、本当に欲しくて買ったのではなく、大切に使っていなかったからこそ、ここまで散らかったのだと考えを改めました。

断捨離を決意してから1年後、家の中はすっかり片付き、ついに汚部屋から脱出成功!物であふれていた部屋はすっきり片付きました。

その後の生活

「夫との離婚が成立し、今は実家暮らしとなりました」と近況を明かしてくれた@yori_kurashiさん。今後は、一人暮らしを始め、本当に自分の好きなものだけを揃えて大切に使う生活を続けていきたいと、前向きに答えてくれました。

リビングも広々使えるようになりました(@yori_kurashiさんより提供)

「ものを増やさず、買わず、置かず、必要最低限のもので暮らすことを心掛けています」と話す@yori_kurashiさん。

シンプルで丁寧な暮らしが、これからも続くことを心から応援しています。

この記事の写真一覧はこちら