みなさんは、今住んでいる家をDIYしたことはありますか?
15年間ほったらかしていた汚部屋をDIYで綺麗にした動画がTikTokに投稿されると「センスよき」「私もやりた〜い」「参考にします」などのコメントが寄せられ、話題になりました。
投稿者である、シンママでも自分を楽しむ暮らしのちこさん(@relife_chico)に話を聞きました。
DIYを始めたきっかけ
45歳の誕生日を迎えたときに「残りの人生あと何年だろ?このままの自分じゃ嫌だ」と思ったことをきっかけに、DIYを始めたちこさん。家を「家族が集まる場所」として大切にしており、子どもたちが安心して帰ってこられるような空間に整えたいと考えました。
ワクワクした気持ちで…
DIYは未経験で無知からのスタートでしたが、リビングやキッチン、寝室などを整えることで自信がつき「どんな部屋に生まれ変わるのか」というワクワク感で取り組みました。失敗しても「笑い話になる」くらいの気持ちだったといいます。
15年間ほったらかしていた和室は、以前は子どものものや普段使わないものを置く場所として使っていました。離婚後、シングルマザーとして経済的な理由からも業者に頼めず、自分でDIYするしかなかったため、自然と後回しになっていたと話します。
大変だったこと
片付けやDIYを通じて大変だったことは「いらないものを手放すこと」でした。家の8割以上が「今必要のないもの」であることに気づき「もったいない」「いつか使うかも」という感情を捨てて取り組んだ結果、部屋も心もスッキリしました。
膝の手術で入院していた時期もあり、思うように進まないことがありましたが、息子さんも手伝ってくれて一緒に作り上げることができました。そして今までの人生で「絶対無理!」と決めつけていたことでも、思い切って挑戦すると「意外となんとかなる」ということを学んだといいます。
完成した部屋について、家族からは「お疲れさま」と労いの言葉をかけられました。特に動線を考えた和室の押入れのDIYは好評で、子どもたちも満足しています。実家のお父さんも、完成した部屋を見て「やってみようかな?」と言っていたそうです。
多くの反響を受けて…
投稿には多くのコメントが寄せられ、特に「自分もチャレンジしようと思います」という声に対して嬉しさを感じたちこさん。
「自分自身がどんな未来を手に入れたいか」を考えながら部屋を整えることが重要だと語ってくれました。
これからも第二の人生へ向け「勇気を持って一歩踏み出すきっかけとなるような発信を続けたい」と話すちこさん。
とても前向きで元気になれる素敵なエピソードでした。