平成7年に生まれた双子…その29年後の姿に「漫画みたい」「素敵すぎる」

平成7年に生まれた双子…その29年後の姿に「漫画みたい」「素敵すぎる」

双子で生まれる確率は約100分の1といわれています。@kahomaru_chanさんが、双子に訪れた“幸せな奇跡”をTikTokに投稿すると「漫画みたい」「素敵すぎる」などのコメントが寄せられ話題になっています。

投稿について、双子の佳穂さんと佳奈さんに話を聞きました。

同じ日に結婚をすることに…

投稿で婚姻届を持って並んでいるのは、左が佳穂さんで右が佳奈さん。双子で生まれた2人は、なんと同じ日に結婚することになりました。そこで、同じ日に同じ苗字を卒業する記念として写真を撮ることに。

2人はよく「双子でよかったね」と話しており、双子への特別感を抱いてきました。双子でなかった人生は考えられないくらい、いつも一緒に過ごしていた2人。29年間、同じ苗字で双子として過ごしてきた日々は本当に特別で、その時間に「ありがとう」と感謝を込めて撮影をしました。写真には、双子としての絆と新しいスタートへのワクワクとした気持ちが詰まっているといいます。

そして、幼少期の写真と一緒に動画にまとめることに。双子の人や、同じように共感してくれる人がいたら嬉しいなと感じ「多くの人の心に届いてくれたらいいな」という思いで作りました。

双子で生まれた姉妹(@kahomaru_chanさんより提供)

完成した動画を見たとき、幼い頃の自分たちと今の自分たちが重なる瞬間に、双子で同時に結婚することの特別さを改めて感じたといいます。
「こうして一緒に歩んできた日々が素敵な形で繋がっているんだな」と思い、嬉しくなった2人でした。

双子揃ってのプロポーズ

みんなで撮影(@kahomaru_chanさんより提供)

プロポーズは偶然にも2人とも7月7日の七夕の日でした。2人で報告をしあったとき、嬉しさのあまり画面越しに一緒に涙したのを今でも鮮明に覚えているといいます。その偶然がさらに特別な絆を感じさせてくれる瞬間だったとのこと。また、佳穂さんと佳奈さん、2人の旦那さんの全員が同じ高校出身というのも、素敵な偶然に感じます。

佳穂さんと佳奈さんは「同時に結婚できたらいいね」と冗談で話していたことがきっかけで、自分たちで日取りを決めることに。末広がりで縁起の良い8月8日を「ハッピーな日」にしようと、結婚する日を選びました。

2人揃って結婚が決まったとき、両親は涙を流して喜びました。ほっとした気持ちもあったのかもしれません。
「おめでとう」という言葉と一緒に、たくさんの温かい気持ちを感じた佳穂さんと佳奈さんでした。

さらに、佳穂さんと佳奈さん、それぞれの旦那さんだけでなく、両親もみんな同じ高校の出身。みんなで盛り上がり、家族全員で特別な瞬間を共有でき「本当に幸せでした」と話していました。

それぞれへの思い

2組の夫婦(@kahomaru_chanさんより提供)

佳穂さんは、佳奈さんに対し「佳奈は私の影分身のような存在で、唯一無二の存在です。お互いが考えていることが自然と通じ合い、言葉にしなくてもわかり合える、そんな心強い存在です」と話しました。

また、佳奈さんは「これまでの人生は、佳穂がいてこそのものでした。2人で1つの人生を歩んできたようなものなので、佳穂がいない未来なんて想像できません。家族でありながら、親友のように何でも分かり合える特別な存在です」と教えてくれました。

今後の関係について「離れて暮らしていても、心はいつも繋がっていると思っています。双子として、家族として、これまでずっと一緒に歩んできた時間を思うと、両親が教えてくれた家族の大切さがどれほど貴重だったのかを改めて感じます。その感謝を忘れずに、これからも過ごしていきたいです。また、私たちには共通の友人がたくさんいるので、これからも家族や仲間を大切にしながら、喜びや幸せをみんなで分かち合える関係を続けていけたらと思います」と佳穂さん。

佳奈さんは「これからはそれぞれの結婚生活を送りますが、佳穂の旦那さんともすごく仲がいいので、これまでと変わらず家族みんなで仲良く、楽しい時間を共有していきたいと思います。また、佳穂の友達は私の友達、私の友達は佳穂の友達で、共通の友人がかなり多いので、これからもみんなで楽しく過ごせたら嬉しいです」と話していました。

これからもお互いを大切にしながら素敵な時間を過ごしてほしいですね。

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