まだ「小さなあお虫」だと思っていた娘さんが、3年後には立派な姿へ成長したという成長記録がInstagramに投稿されると「泣ける…」「まだ飛ばないで」「可愛すぎ」などのコメントが寄せられ話題になっています。
今回は、投稿者である@nicosq25さんに話を聞きました。
娘さんの成長記録を…
投稿には、1歳の娘さんがハロウィンの仮装で小さなあお虫になっているところから、3年後には綺麗で立派な蝶になる様子が残されています。
動画や写真を撮るのは好きだけど、育児日記などは続かないという投稿者さん。
しかし、見てくれる人がいたら成長記録をつくるのも張り合いが出て「いつか成長のアルバムとして残してあげられていいな」と思い、母のそのときの気持ちや想いなども肉声やキャプションにして、できるだけ残すようにしているといいます。
動画では羽根をつけて「なんで飛べないんだ!?」と問いかける娘さんが印象的です。
そんな真っすぐな娘さんを見て、投稿者さんは大人の「当たり前」の世界よりも、考えが豊かだなと思ったといいます。
「大人になると『それはできない』『そんなことはやってもムダだ』と思うようになるが、一度その境界線を越えてしまうと、もう二度と戻れない。サンタさんの存在も、時間という概念も『知ってしまったら』もう知らなかった頃には戻れない」続けて「それを母である私が失っていました。そんな素敵な時間の中で、娘は今を生きているんだ!と思ったら、キュンとしました」と、少し羨ましそうに話してくれました。
撮影後も「飛ぶ」ための練習をしていたという娘さん。
そして「光る羽根だけじゃ飛べない」「妖精の粉がないから」などという結論に至ったようで「妖精さんの衣装を買ってほしい!」とおねだりしていたのだとか。
他にもポテトチップスが食べたくて「ポテトチップスを食べないと、咳が止まらないのよ」と仮病を使ったり、ある朝「たくさん寝たから、8歳になっちゃった!」と3歳のときに主張していたりしていたそう。
現在は…
現在は子どもらしさはありつつも、ちょっとずつ「大人の会話」を学び始めているという娘さん。
家では親子でお互いに「自己主張」のぶつかり稽古をしながらコミュニケーションを取っているのだとか。
SNSに投稿をはじめたきっかけは「イヤイヤ期」だったと話します。
「イヤイヤ」というネガティブな受け止め方ではなく、あくまでも子どもの「自己主張」なんだ!とおもしろがりたかった投稿者さん。
その流れで「自己主張中」と背中にプリントしたTシャツを遊び半分で作りました。 自分に言い聞かせるためのTシャツだったのに、街でたくさんの人に声をかけてもらえるようになったそう。
「子連れで街に出ると、迷惑をかけてはいけないと思ってつい『すみません!』を連発してしまうけれど、私たちが思っている以上に、街の人たちは温かく、イヤイヤ期の子どもたちのことも微笑ましく見守ってくれているんだと気づかせてもらいました」と話してくれました。
今後も「理解し難い子どものこだわりも、言葉や見方・捉え方を変えたらもっと子育てがおもしろくなるかもしれない」という視点を持ちつつ、育児中の全国の親御さんとつながっていける発信を続けるという投稿者さん。
娘さんの成長記録は、親子で紡ぐ小さな物語として日常の中で輝きを放っていました。
この物語が、これからも続いていくことを楽しみにしています。