恐怖心のあまり、隙間に隠れていた生後3ヶ月の保護犬 2年後の姿に「表情がどんどん変わってく」「この子は幸せ」「素敵です」

恐怖心のあまり、隙間に隠れていた生後3ヶ月の保護犬 2年後の姿に「表情がどんどん変わってく」「この子は幸せ」「素敵です」

保護されたワンちゃんは初めての環境を恐れ、家の隙間に隠れてしまうほどの臆病な性格でした。

その後、飼い主の元で徐々に心を開いていくワンちゃんの様子がTikTokに投稿されると「表情がどんどん変わってく」「この子は幸せ」「素敵です」などのコメントが寄せられ話題になりました。

今回は、投稿者である@nanaenokiさんに話を聞きました。

お迎え当初は…

保護犬の名前はみそかちゃん。投稿者さんがお迎えしたのは、みそかちゃんがまだ生後3ヶ月の頃でした。
お迎えのきっかけは「先代の愛犬が亡くなってから3年ほどがたち、やっと哀しみを乗り越えられたので犬を迎えたいと思っていました。次に迎えるのなら保護犬だなと思っていたところ、野良犬の子の里親を募集していると聞き応募しました」とのこと。

怖がって隙間に…(@nanaenokiさんより提供)

保護された当時のみそかちゃんはまだ幼く、発見された小屋には母犬と兄妹がいたそうです。初めて会ったとき、ボランティアさんの元でもみそかちゃんは他の犬たちと比べて臆病な様子だったのだとか。一人になって、寂しかったのかもしれません。

おやつをあげようとしても手から食べてくれず、すぐに物陰に隠れようとするみそかちゃん。
お散歩を怖がった際に「私の足にしがみついてきて、SOSサインを出した」という行動があり、投稿者さんのお迎えが決まったそうです。

しかし、お迎え初日も隙間に隠れて震えてしまうほど怖がっていたといいます。

怯えていたみそかちゃんが…

みそかちゃんは初日、2日目と怖がって隠れてばかりでコミュニケーションがとれず、懐くまで時間がかかりそうだと思った投稿者さん。しかし、3日を過ぎると急にくっついてじゃれてきてくれたのだとか。

初対面の日も…(@nanaenokiさんより提供)

きっかけは投稿者さんも分からなかったそうですが、心を開いて信頼してくれたみそかちゃんを見て拍子抜けとも取れる安心感があったそうです。
そしてお迎えから2年ほどたった現在…。

3日目から…(@nanaenokiさんより提供)

お家の中ではわがまま娘な元気で内弁慶な犬に成長したみそかちゃん。外はまだ若干怖いようで、まだ人が多くいるところはちょっと苦手なのだとか。

しかし、投稿者さんや、親しい友人、家族に対しては「撫でて!」と言わんばかりの「お手」をずっとやりたがるそうです。
とても頭がよく、扉のカギを自分で開けたり、かまってくれないと気を引くために粗相をすることも。

現在のみそかちゃんの様子②(@nanaenokiさんより提供)

今後は、車でのおでかけが大好きなみそかちゃんをいろいろなところに連れてってあげようと計画している投稿者さん。自然を駆け回るのが大好きなみそかちゃんのために、自然を楽しむ時間を共有する計画があるとのことです。

隙間に隠れてしまうほどの臆病な保護犬だったみそかちゃんが、新しい家族との生活を楽しめるまでになりました。

これからもみそかちゃんの幸せな日常が続くことを願っています。

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