日本で暮らす外国人にとっては、日本のものや習慣などで驚くことも多いようです。
@indogo_channelで、インド人のシワニさんが感じた「日本のすごいところ」をInstagramに投稿すると、多くのいいねが集まり話題になっています。
どのようなところに「日本のすごさ」を感じたのか、@indogo_channelのシワニさんとDyroさんに話を聞きました。
日本のすごいところ
シワニさんが感じた「日本のすごいところ」の1つ目は、お菓子のパッケージでした。お菓子にフィルムが貼られている製品には開け口が示されており、簡単に開封できます。
そんな開けやすさに驚いたというシワニさん。インドの製品には「開け口」の表記がある製品を見たことがないといいます。インドのものは、手で簡単に開けられないものが多いため、日本の製品の開け口の表記がわかりやすく開けやすく感じたそう。シワニさんがインドに帰ったとき、持ち帰ったスナックやチョコをみんなに見せると、お母さんや親戚の人も驚いていたのだとか。
また、ゴミ袋の取り出しやすさも「日本のすごいところ」として紹介していました。1枚1枚取れることに「すごい」と驚きます。
「日本のよさを伝えたい」
今回「日本のよいところ」を発信しようと思ったきっかけについて「開け口などを初めて見たときに感動しました。日本人が普通に思っていることが、海外では当たり前なことじゃなくて、もっと日本のみんなにもすごいことなんだよーってことを伝えたかったです。インドでは開けにくいものが多く、スナックでさえはさみなどを使わないと開けられないものがあります。日本のよいところは『治安がいい』『接客がいい』『コンビニが便利』など、みんなそういう大きなとこに着目しがちだけど、実際は細かいところまで使う人のことを考えられていて感心しました」と話してくれました。
嬉しそうに日本のよさを話すシワニさんについて、お付き合いしているDyroさんは「私は日本人ではないが、ほとんどを日本で過ごしているため、このような日本人がなんとも思わないようなことにシワニが感動しているのに驚きましたが、改めて日本の便利さについて考えるきっかけになった」といいます。
このほかにも、日本とインドでの違いについて、シワニさんは「日本のスーパーに置いてある野菜は土をとって綺麗にしたものが並んでいるが、インドでは土がついたままの野菜が売られているところがたくさんある」と教えてくれました。製品だけでなく、商品の置き方などにも違いがあるのですね。
また、日本の製品で開け口以外に感動したものを聞いてみると「100円ショップに、いろいろ便利なものが売られていることがすごいと思います。また、インドでは当たり前ではない、家のキッチンにもレンジフードが付いていたり、網戸があったりすることがすごいです。感動したことは、日本のトイレについてです。便座が温かく、温水洗浄がついていること、とくに音姫に感動しました」と、たくさん教えてくれました。
日々当たり前のように過ごしていることでも、そこには日本ならではのこだわりや思いがあるのでしょう。日本のよさを改めて感じさせてもらえる素敵な動画でした。