子どもは、アニメや映画のキャラクターに憧れることがあります。ときには、アニメのキャラクターになりきって魔法や特別な力を使おうとすることも。
@nicosq25さんが、3歳の娘さんがデッキブラシにまたがってつぶやいた“予想外の一言”をInstagramに投稿すると「吹きました」「面白すぎる」などのコメントが寄せられ話題になっています。
このときの様子について、ママさんに話を聞きました。
デッキブラシにまたがると…
おばあちゃんの家のベランダを掃除していた娘さんは、初めてデッキブラシを手にして、またがりました。娘さんは当時「魔女の宅急便」にハマっていたため、ママさんは「何かおもしろいことが始まりそう!」と動画を回します。
すると、娘さんは「飛べ!」と空を飛ぼうとします。
ホウキもデッキブラシも手にしたことがなく、空を飛ぼうとしたのはこのときが初めてでした。
その様子を見たママさんは「あ、キキが降臨した」と思い、ママさんも「魔女の宅急便」が大好きだったため、なりきっているなと見ていたといいます。
ちなみに、娘さんが初めて見たジブリ映画は「魔女の宅急便」で「まじょこさん」と呼びながら楽しんでいたようです。
しかし、現実は飛ぶことができず「あれ?」と悩む娘さん。すると、デッキブラシを見ながら「歯間ブラシじゃとべない」とつぶやきました。まさかの「歯間ブラシ」に、ママさんもクスっとします。
歯間ブラシは、普段ママさんが使っており、娘さんもやりたがるため「これは、大人の歯ブラシなんだよ。歯間ブラシっていうんだ」と伝えていたそうです。
「デッキブラシ」という言葉を知らなかった娘さんは「ブラシといえば、歯間ブラシ」と繋がったのではないかとママさんはいいます。
その後も何度も空を飛ぼうと挑戦していた娘さんは、数ヶ月後に再びおばあちゃんの家に行った際も飛んでいたのだとか。そのときは「デッキブラシ」という言葉を覚えており、言い間違いはなかったようです。
こちらの投稿から9ヶ月ほど経った現在、娘さんはディズニー映画にハマっているといいます。
「ティンカーベルがかわいいい」と言う娘さんに、光る電動の羽を買い「さぞ喜ぶだろう」と見守っていたところ、喜ぶどころか羽がバタバタしているのに「飛べない!なんで飛べないの!?」と、新たな疑問が生まれて、ママさんは困惑しました。
「本気で『飛べる』と思っているところが、かわいかったです」と話してくれました。
今後の娘さんに対して「イヤイヤ期のときに『イヤイヤ期はない!ただの“自己主張”期だ』という話を聞いてから、子どものイヤイヤ、やらかし、こだわり、反抗など…『子育ての親の大ピンチや困った』ことを『これは子どもの大事な自己主張!』とおもしろがることに決めました。4歳になり、いわゆる『イヤイヤ期』は越えましたが、今も自己主張期真っ只中です!大きな迷惑や危険なことはダメですが、これからものびのび“自己主張“していってほしいなと思います。そして私も、それをおもしろがれる母になれるように、日々ぶつかり稽古中です!」とママさん。
ママさんのそんな考え方から、娘さんはのびのびと成長しているのでしょう。今後の娘さんの姿も楽しみですね。