ワンちゃんや猫ちゃんのなかには、途中で飼育放棄されてしまう子もいます。@guradayoさんが、グレートピレニーズのダンボくんを保護したときの様子をInstagramに投稿すると「涙が出ます」「幸せになって」などのコメントが寄せられ話題になっています。
このときの様子について、@guradayoさんに話を聞きました。
ダンボくんとの出会い
初めてダンボくんと会ったのは、推定で3〜4歳の頃。お出かけ先で同じ犬種のグラくんとお散歩をしていたところ、グラくんを見かけた人から「それと同じ犬がいるけど、飼いきれないから持ってかない?タダでいいよ」と声をかけられました。

声をかけられた@guradayoさんは、その言葉に驚きと衝撃で何だかよくわからない思いでした。
そして「とにかく『いらない』と言っているんだから何とかしなくては…」と思ったといいます。

ダンボくんを見たとき「大きい子だなぁ…とっても汚れているなぁ…」と第一印象をもった@guradayoさん。ダンボくんは@guradayoさんたちを見るなりゆっくり近づいてきて、柵に前足をかけて「触って」と頭を出してきました。近くで見てみると一目で汚れがひどいとわかり、首元をなでると拳くらいの毛玉がたくさんありました。
その後、ダンボくんを連れ帰り、獣医さんで診てもらうと「フィラリア症の陽性」との診断。ダンボくんは大変な思いをしながら暮らしていたようです。

ダンボくんと住み始めて1年

ダンボくんと一緒に住み始めてから、去年の10月で1年経ちました。@guradayoさんの家に来た当初は、目も吊り上がり緊張した表情のダンボくんでしたが、今ではとっても明るいかわいい顔に。毛玉だらけでどうにもならずに丸刈りにした毛も伸び、たまに先住犬のグラくんと間違えることもあるのだとか。
最近では、自己主張や甘えることもできるようになったそうですよ。きっと安心して過ごしているのでしょう。

投稿には多くのコメントやいいねが寄せられました。反響を受け「お友達に報告するくらいのつもりで投稿したので、この投稿にこれだけの反応をいただくとは思わず家族全員驚きました」と@guradayoさん。
「多くの方にダンボのこれからの幸せを願っていただき感謝しています。さらに、ダンボの“うちの子1年記念日”の投稿にはダンボの動画をきっかけに保護犬をお迎えした方からの愛情溢れるコメントをいただき感動しました」と話していました。
そんなダンボくんは、おっとりしているのにとっても頑固な所もあるワンちゃん。@guradayoさんの家に来た当初は「嫌」という感情をまったく出さないお利口すぎるお利口さんで、人間の後をずっとついて歩いていたことから「愛情不足なんだ」と感じていたといいます。
家に来てから1年が経った現在は「嫌なことは嫌」と表現できるようになり、お散歩中進みたくない方向があると座り込んでしまったり、フードにトッピングがなければ食べなかったりすることも。
「お利口すぎないお利口さんになってくれて嬉しいです」と話していました。
今後について「ダンボが『この家の家族になってよかったなぁ』と思ってもらえるように、これからもますます絆を強めていきたいです!」と話す@guradayoさん。
これからもたくさんの愛情を受けて、のびのびと暮らしていくことができるでしょう。幸せそうなダンボくんの様子にはほっこりしますね。