お出かけ中に起きたハプニングが、思わぬ感動を呼んだようです。
2歳の息子さんが転んだ瞬間、彼を心配するように寄り添ったのは、なんと牧場の牛たち。そんな心温まる瞬間が記録された投稿が今、Instagramで話題となっています。
今回は、投稿者でもある高知でトマト農家を営む@niku2paku2さんに、今回の投稿の裏側を聞きしました。
家族でお出かけ中に…
この日は、家族で四国カルストにお出かけしていた@niku2paku2さんたち。
酪農地帯に入ると牧場の牛が放牧されており、牛たちも友好的であったため、子どもたちと一緒に近寄ることにしました。
牛たちは人に慣れていたようで、興味が沸いたのか子どもの後についてくるように。そんな姿がかわいらしく、動画を撮影していた@niku2paku2さんですが…。
しばらく歩いていると、2歳になる息子さんがつまずいて転んでしまいます。すると牛たちが「大丈夫か?」といわんばかりに、息子さんへと近寄って来たのです。
牛たちが心配そうに見守る中…
牛たちが息子さんを心配する様子は、まるで人間のような優しさを感じさせる瞬間でした。@niku2paku2さんが「大丈夫?」と声をかけるも、何ごともなかったかのように起き上がり、再び歩き出す息子さん。
そんな転んだ息子さんを牛たちが心配する様子を見て、大学の畜産学科卒でもある@niku2paku2さんは「自分たち(牛サイド)に害があるかないかの判断をリーダー牛がしているのかなと思いました。優しい牛たちでよかったです!」と分析し、牛たちの対応にホッとしたと話してくれました。
息子さんは常に走り回る活発な子で、そのたびに派手に転んでもあまり泣かない男の子なのだとか。恐竜やお相撲さん、動植物が好きな一面も持っています。
牛のような大型の動物との触れあいは初めてだったものの、動画の最後には牛に向かって手を伸ばしていた息子さん。
家では保護犬を飼っているという@niku2paku2さん。その保護犬との生活が、子どもたちの動物に対する慣れを育んでいるのかもしれません。
コメント欄では…
投稿には「みんな心配しててかわいい」「とっても優しい」「親戚みたい」と牛たちと子どもたちのふれあいに感動したというコメントが寄せられていました。そんな多くのコメントに@niku2paku2さんは「畜産業に対してきれいなイメージを持っている方が多いことと、いろいろなほのぼのとした解釈があってとても面白いと思いました」と多くの人々が畜産業に対して、ポジティブなイメージを持っていることに驚かされたといいます。
子どもを心配する牛さんの感動的でもあり、心が温まるすてきなエピソードでした。