幼い子どもが、食べ物に多少の好き嫌いをしていてもおかしくないですよね。
REINA(@blw_ryuto)さんが、生後10ヶ月の息子さんの食事中の様子をInstagramに投稿すると「ノールックで(笑)」「笑っちゃいました」「早い、早すぎる」などのコメントが寄せられ話題になっています。
息子さんの食事の様子について、ママさんに話を聞きました。
ノールックで選別…
息子さんは、すれ違う人全員に笑顔をふりまくほど、愛嬌のいい男の子。自分の意思がはっきりしており、日に日に賢くなっていると感じるというママさん。
この日の離乳食のメニューは、パンケーキ。
パンケーキを手で持ち、口に運んだ息子さん。しかし、好きではなかったようで…横へポイっ。
その後もお皿に残ったパンケーキを、手でお皿の外へ出す息子さん。
このときの様子に「同じ物だとわかっていてすごい!」と思ったというママさん。
息子さんはにんじんが好きで、嫌いな食べ物は今のところないといいます。食べない物はあるものの、嫌いだとは決めつけずに食卓に出すようにしているのだそう。投稿のあとから、パンケーキも食べるようになったといいます。
そんな息子さんは、公園でたくさん遊んだ日は完食する日もあるそうです。
息子さんへの食育
息子さんがノールックで食べ物を選別しても、ママさんが驚かないのには理由がありました。
ママさんは「BLW」という離乳食法で、息子さんへの食育を行っています。
「BLW」とはBaby-Led Weaningの略で、食べる量やペース、順番などを赤ちゃん自身が決めて食事を進める離乳食法。
息子さんは、普段から手で食材を掴んで食べるようにしているのだそう。
息子さんの食育のために、歯科医師である旦那さんと一緒にBLWの勉強をし、離乳食法を始めたといいます。
ママさんが感じているBLWのメリットは「手先が器用だと感じること・自分で食べる意思が強いこと・家族で食卓を囲めること」だそうです。
一方で、デメリットは片付けが大変なこと。また「BLWだけにいえることではありませんが、離乳食の進め方によっては口の発達にいい方にも悪い方にも影響するので知識は必要だと思っています」と話すママさん。
投稿に寄せられたコメントに対して「各家庭の育児方針があるので、さまざまな意見があると思います。我が家は夫婦で〝赤ちゃん主導の離乳食〟をしたいね、と話し合い決めました。同時に多くの方に見ていただいてありがたいと思っています」と話していました。
食育にはさまざまなものがありますが、両親が考えてそれぞれの子どもに合っている方法を選択するのが大事なのかもしれません。今後の息子さんの成長が楽しみですね。