野良の子猫を保護した(当時)4歳の息子…1年後のふたりの姿に「素敵な関係」「相思相愛」の声

野良の子猫を保護した(当時)4歳の息子…1年後のふたりの姿に「素敵な関係」「相思相愛」の声
保護当時のZOZOくん(@zozo yaaanさんより提供)

子どもが動物と一緒に育つ姿は、多くの人々の心を温かくするでしょう。
とくに、幼い子どもと動物との絆が深まっていく過程は、感動的でもありますよね。今、Instagramでは当時4歳の子どもが子猫を保護し、絆を深めていく過程を映した投稿が話題となっています。
そこで今回は、そんな4歳の息子を持つ投稿者の@zozo_yaaanさんにお話を聞きました。

出会いのきっかけは…

子猫だったZOZOくんを保護したのは2023年の5月。5月だというのに夏日だったその日、@zozo_yaaanさんが仕事へ行く途中に、畑の使われていないビニールハウスの中からかすかな声を聞いたそうです。
どうしても気になったのか、仕事終わりにビニールハウスへ戻り、探し続けると生後2週間ほどの小さな子猫を発見します。

これがZOZOくんとの運命の出会いでした。
暑い日に独りぼっちで助けを求めていた子猫の生命力に感動し、@zozo_yaaanさん宅へ迎え入れることに。

当時、実は猫より犬の方が好きだったという息子さん。
猫とは触れ合ったことがなく、ZOZOくんと初めて対面したときはどう接していいかわからず棒立ちのままでした。
そんなとき、動物が大好きな長男が触れ合うのを見て、徐々にZOZOくんと接し始めたようです。

遊ぶ2人(@zozo yaaanさんより提供)

犬派だったという息子さんにとって、ZOZOくんとの最初の出会いは特別なものだったでしょう。

「甘噛み」に悩んだことも…

ZOZOくんを迎え入れることに決めた@zozo_yaaanさんでしたが、子猫特有の「甘噛み」に悩まされた時期もあったようです。
「いつまでこの甘噛みは続くのだろうか、成猫になったら本当に落ち着くのか」と不安な毎日を送っていたと話してくれました。

息子さんの手を噛むZOZOくん(@zozo yaaanさんより提供)

そんなときは自分からは構わず、甘えてきたときだけ、手足を噛んできたらおもちゃの方に誘導させるなどの工夫をしてきたそうです。

そんなZOZOくんの甘噛み癖は息子さんにも存分に出ていたようで、甘噛みが始まった当初は痛くて逃げていたという息子さん。
しかし、甘噛みは好意の表れだと理解すると嬉しくなったのか、痛いにもかかわらず好きにさせていたといいます。

噛まれてもうれしい!(@zozo yaaanさんより提供)

甘噛みが「気持ちいい」という強がりも見せるようになり、家族の中では笑いの種でもあり、そして息子さんのZOZOくんへの愛情の表れでもありました。
息子さんの献身的な態度がZOZOくんとの関係を築く大きな要因となったのかもしれません。

2人の関係が徐々に…

月日が経つにつれ、そんな息子さんとZOZOくんの関係も徐々に変化していきました。息子さんには決して膝に乗ったり甘えたりしなかったZOZOくんが、次第に甘えた行動を取るようになったのです。
少しずつですが、息子さんのことを安心できる存在として認識してくれたのでしょう。

そして保護して1年が経つと、すっかり仲よしになった2人。保護直後と1年後での変化が、息子さんとZOZOくんの関係の深まりを物語っているかのよう。

撫でられてウットリ(@zozo yaaanさんより提供)

息子さんはZOZOくんのことを「赤ちゃん」と言って可愛がっている様子。
人間の年齢に換算すると実際はもう息子さんのほうが年下、ということを知っていても「赤ちゃんだから」とZOZOくんがイタズラしても許してあげるそうです。

そんな息子さんとZOZOくんとの関係を@zozo_yaaanさんは「私たち大人にはない信頼関係が築かれていてとても羨ましく思います」と話してくれました。

だっこで寝てしまい…(@zozo yaaanさんより提供)

投稿のコメントでは「素敵な関係」「相思相愛」「優しい子」と微笑ましい声が多数寄せられていました。息子さんとZOZOくんの絆は、家族だけではなく投稿を見ている人にとっても特別なものとなっていることがよく伝わってきますね。
これからもZOZOくんと息子さんの素敵な関係が続くことを願っています。

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