ライブなどのチケットを取っていると、体調不良でもなかなか言えない経験をしたことがある人もいるでしょう。そんなときに、パートナーが気づいてくれて嬉しかったということも。
今回紹介するのは「ライブに行かず一緒にいてくれた旦那さん」の素敵なエピソードです。
イラスト:チッチ
チケットを取っていたのに…
普段は、生理痛があまり重くないというリカ(仮名)さん。しかし、忙しかったからか、腹痛やだるさがひどい時期がありました。そんなときに、旦那さんが好きだと言っていたバンドのライブチケットを取っていたため…。無理して行こうとしますが、リカさんが体調不良なことに旦那さんがすぐに気づいてくれたのです。
リカさんは「たかが生理痛だし…大丈夫だよ」と言いますが「無理しないでくれ」と言われ、リカさんは残ることに。てっきり旦那さんだけで行くと思っていたのですが、心配だからと家に残ってくれました。
胸がキュンと…
ーそのとき、印象に残った旦那さんの言葉はありましたか?あった場合、どんな言葉をかけられたのか教えてください。
「バンドのライブはいつでも行けるし、お前のほうが大切だよ」と言われて胸がキュンとしました。明確に私のほうが優先だと言われたことがものすごく嬉しくて、今でも記憶に残っています。
ー旦那さんの行動に対してどう思われましたか?
夫はわりと淡白な人というか、あまり感情を表に出すようなタイプの人ではありません。そのため「こんなことを言ってくれるの!?え、どうしたの!?」と一瞬逆におかしいなと思ってしまいました。でも、じわじわと嬉しさが伝わってきたという感じです。
パートナーを大切にするように…
ーこのエピソードの後、旦那さんの行動で変わったことはありましたか?
特にありません。むしろ、私のほうがもっと夫を大切にするようになりました。
ー生理についてやご自身の生理痛の重さについて、旦那さんに相談したことはありますか?そのときのことについて具体的に教えてください。
もともと生理がそこまで重いほうではないので、真剣に相談したことはありません。しかし、ときどき「つらいんだよね、お腹が痛い」と言ったことはあります。夫は「あまりひどいなら病院に行ったほうがいいんじゃない?」というくらいで、むしろどうしたらいいのかわからないという感じでした。
ーこの経験を誰かに話したことはありますか?ある場合、どんな反応や返答がありましたか?
あまりの嬉しさから、友人に話したところ「素敵な旦那さんだね、羨ましい、一生大切にしなよ」と言ってもらえて、さらに嬉しさが増しました。
リカさんは、この出来事からより旦那さんを大切に思うようになったといいます。自分より相手のほうが大切と言える、そんな関係であり続けたいですね。
※こちらは実際にユーザーから募集したエピソードをもとに記事化しています。