幼い子どもと会えない期間があると、親としては心配でたまりませんよね。
2人のお子さんのママであるさやか(@sayaka1638)さんが、10日ぶりに再会した長男くんとの様子をInstagramに投稿すると「泣いた」「感動しました」などのコメントが寄せられ話題になっています。
そのときの様子について、ママさんに話を聞きました。
次男くん出産時にコロナ陽性に
ママさんは、次男くんを出産するときにコロナ陽性が判明してしまいました。
出産予定の1週間ほど前から、当時1歳の長男くんが発熱し、何日も熱が上がったり下がったりを繰り返していてずっと調子が悪い状態だったそうです。しかし、長男くんのPCR検査は陰性。
その間ずっと看病していたママさんは、予定日前日の夜から体調が悪くなってしまいます。
予定日当日は検診の日でしたが、微熱があったため産院に連絡すると「PCR検査をしてきてもらわないと院内には入れません」と言われてしまいました。
長男くんが陰性だったことから、ただの風邪だと思っていたママさんでしたが、結果は陽性。陽性反応が出たときは頭が真っ白になったといいます。
ママさんは、長男くんのときに母子同室でなかったことから、次男くんのときは母子同室でずっとそばにいたいと思っていました。長男くんのときは母乳があまり出ずにミルクになったため、次男くんのときは母子同室にして初めからたくさん吸ってもらいたかったという思いがありました。
しかし、それがすべて叶わなくなるのではないかと不安な気持ちにもなったそうです。
結局、希望の産院では出産できず、近くの市民病院にて緊急帝王切開で出産。出産後は40度近くの熱が3日ほど出て、コロナの後遺症なのか声がまったく出ない状態となってしまったママさん。
出産したかった産院で産めず、思っていたような出産でもなく、赤ちゃんに会うこともおっぱいをあげることもできない…そんな状態でママさんは悲しくてずっと泣いていたのだそうです。
そして、体調が悪いなか、急に置いてきてしまった長男くんのこともとても心配だったというママさん。
10日に及ぶ隔離の間、毎日会いたくてしかたなかったといいます。そして、10日ぶりに会えた長男くんの元気な姿を見ると、ホッとしてもう離れたくないと思ったそうです。
そして、頑張った長男くんに1番最初に赤ちゃんを見せてあげたいと思ったそうです。
ママさんが入院している間、パパさんも同じようにコロナ陽性に。
しかし、幸いにもすぐ隣にはママさんの両親と妹が住んでいました。さらに、県外からパパさんのお母さんも駆けつけ、みんなで交代しながら長男くんを見ていてくれたようです。心強いですね。
それまではママさんやパパさんがいないときに長男くんを見てもらったことがなく、心配もあったといいますが、日中の世話だけでなくお風呂や夜も一緒に寝てくれたのだそうです。長男くんはママさんがいなくても、何とか眠れていたようですよ。
パパさんの隔離中は、ご飯をほとんど食べなかった長男くんですが、パパさんの隔離が終わって会えるようになってからは、ご飯も食べられるようになり、お腹の調子もよくなったといいます。
10日ぶりの長男くんと再会
10日ぶりに会った長男くんは、ママに会うとよそよそしい様子。普段は甘えん坊ですぐにママーと駆け寄ってくる長男くんでしたが、いつもと違う様子にママさんはビックリしました。
そっと抱きしめると、動かずにママさんの肩に寄りかかって泣き始めた長男くん。会えない間、とても頑張ってくれていたのでしょうね。
現在、長男くんは2歳11ヶ月、次男くんは1歳1ヶ月となりました。次男くんは長男くんのやっていることに何でも興味があり、遊んでいるおもちゃをとったり、組み立てたブロックを触って壊したりしていつも長男くんに怒られてしまうのだとか。喧嘩が絶えない一方で、2人でギューっと抱き合っていたり、面白い動きをしてケラケラと笑い合ったりと、とても仲良くしているのだそうです。
投稿に寄せられた多くの感動の声に対して「まさかこれだけたくさんのお声がいただけると思っていなかったので、とてもビックリしました」と話すママさん。
ママさんは、投稿について「あのときにこんなことしたねとか、この時期にあそこへ行ったねなど、自分たちが見返したときの思い出の記録として投稿していました。今後も楽しく過ごしている家族の日常を投稿していくつもりです」と話していました。
これからの長男くんと次男くんの成長も楽しみですね。