今日は母の日。母の日は、お母さんに日頃の感謝を伝えられる大事な日ですね。気持ちを伝えるためにプレゼントを贈る方もいるのではないでしょうか。
今回は母親にまつわるエピソードを紹介します。
イラスト:チッチ
思いもよらないプレゼント
ミユさん(仮名)は結婚が決まり、実家でこれからの新生活に必要なものなどを整理していました。
そんなある日、お母さんに呼ばれてリビングに行くと、通帳を渡され「生まれたときから少しずつコツコツと貯めたお金なんだよ」と話してくれたのです。
当時は裕福な家庭ではなく、兄弟が多かったこともありきつい生活。そのお金は、そんな生活の中で大人になるミユさんのために残してくれたお金でした。
ミユさんは涙ながらに「ありがとう」と久しぶりにお母さんに感謝の気持ちを伝えることができました。
子どもが生まれたらお母さんのように、子どものために少しでもお金を積み立てて将来好きなことに使えるようにしてあげたいというミユさん。
当時のことを聞いてみました。
母がしてくれたように…
ーこのとき、あなたはどのように感じましたか?
母には今までの私を育ててくれた感謝の気持ちしかありませんでした。
贅沢はできない暮らしの中、コツコツとお金を貯めてくれていた母にこれからは恩返しをしていきたいと思います。
ーそのエピソード後、何か意識していることや気持ちの変化などはありましたか?
母がしてくれたように、私も子どもが生まれたら少しずつでも積み立てをしてあげたいと思いました。進学や1人暮らしなど様々な場面でお金は必要なので、少しでも子どもの生活が楽になるようにしてあげたいです。
ー今年の母の日の予定について教えてください。
スマートウォッチをプレゼントする予定です。
何十年もかけて用意してくれたプレゼントからお母さんの深い愛情を感じますね。
ミユさんのお話のとおり、今度はご自身のお子さんにも同じように、母から子へ、子から孫へと受け継がれていくのではないでしょうか。
※こちらは実際にユーザーから募集したエピソードをもとに記事化しています。