3匹のワンちゃんの飼い主であるモリヤさん(@sakura_rin_mimi)のお母さんは、昔、犬が苦手でした。小さい頃、犬に追いかけられたことから犬が苦手になったようです。
しかし、Instagramに投稿された動画では、モリヤさんのお母さんはワンちゃんたちと仲良くしている様子が映されています。
そんなお母さんが犬のお世話をしている投稿には「素敵なお母様」や「愛がすごい」というコメントが寄せられていました。
犬が苦手だったお母さんはどのようにして仲良くなっていったのか、モリヤさんに話を聞きました。
いつも一緒に
今から2年前、膝の手術のためにお母さんはモリヤさんがいるところに上京しました。すると、モリヤさんが飼っているダックスフンドの凛ちゃんがお母さんの側にずっといて、離れなかったんだとか。
ご飯のときも、寝るときも出かけるときも、いつも一緒。
お母さんが膝の手術を終え退院したときには、凛ちゃんがものすごく喜んでいたとのこと。
そんな凛ちゃんをいつしか可愛いと思うようになったお母さん。「自分をこんなにも待ってくれているんだ」と、この小さな愛らしい存在に心を打たれたようでした。
お母さんが犬嫌いを克服したのは凛ちゃんのおかげと言っても過言ではありません。
また一緒にいられる!
そのあとは、手術も終わり田舎に帰ったお母さん。
お母さんとお別れしてから1年3ヶ月。モリヤさんはなんと手の腱を断裂。犬たちのお世話をすることが難しく、お母さんに来てもらうことに。
このときには、モリヤさんの家には凛ちゃんもふくめ3匹の犬たちがいました。
再上京したお母さん。家に入ると「なんでここにいるの~!?」と言いたげな、でも嬉しそうにする凛ちゃんが。
また、初めましてなのにもうおばあちゃんのことが気に入ったチワワのわさびちゃんの姿も。モリヤさんはこの嬉しい再会の様子にほっこり。そして、ちょっと涙を流したんだとか。
お母さんは手を負傷しているモリヤさんの代わりに、犬たちのケアや家事をしてくれました。やったこともない犬のお世話は、お母さんにとっては大変だったようです。
一番苦労したのは犬たちの歯磨きが上手くできないこと。
また、もう1匹のチワワのさくらちゃんは15歳のおばあちゃん犬。耳が聞こえないため、なかなか懐かないことも大変だったそうです。
嬉しいことももちろんありました。凛ちゃんとわさびちゃんがお母さんの指示で『まて』を聞いてくれるようになったそうです。
「ご飯をあげるのが楽しみ」と、お母さん。散歩に行くことも楽しみの一つ。お散歩の動画では、お母さんと犬たちの平和な光景を見ることができます。
現在も、手術を終えたモリヤさんの手はあまり動かず、お母さんは一緒に犬たちのお世話を手伝ってくれています。しかし、お母さんはもうすぐ帰ってしまうとのこと。寂しくなりますね。
犬たちもお母さんも『誰かが側に居てくれる安心感と、何気ない日常の幸せ』を感じた1ヶ月だったのではないでしょうか。
「これからお別れの日までの、おばあちゃんと犬シリーズも、よろしければ見てくださいね」と、モリヤさん。
苦手なことも、何かきっかけがあればガラリと変わるかもしれません。モリヤさん家族と3匹の犬たちはこれからも平和に暮らしてほしいですね。