「お雛様を早く片付けないと婚期が遅れる」という話を聞いたことがある人もいるでしょう。どうしてこのように言われるようになったかは定かではありませんが、婚期が遅れると言われて焦った経験がある人もいるかもしれません。
@mio_mio0729さんは、3人のお子さんを育てるお母さん。現在7歳の娘、みあちゃんが、お雛様を片付けることを阻止していた3歳のときの動画をInstagramに投稿すると「大丈夫だよ」「寂しいんだね」「ちょっとしまうの延ばすかな」などのコメントが寄せられ話題になっています。
このときの様子について、@mio_mio0729さんに話を聞きました。
「結婚したくないの~!」
それはみあちゃんが3歳になったばかりの、ひな祭りの翌日のことでした。お雛様を片付けようとすると、みあちゃんは大泣きで「結婚したくない」と両手を広げてお雛様を片付けることを阻止しようとします。
みあちゃんはこの頃、結婚すると家族と離れ離れになってしまうと思っていたようで、それが嫌で「結婚したくないの〜」とよく泣いてしまうことがあったそうです。
みあちゃんがあまりにも泣いて片付けるのを嫌がっていたため、ひな祭りが終わったあとも飾り続けることになりました。
そのうちに兜を出す時期になり、一緒に兜を出していたところ、みあちゃんの興味が兜に移り「お雛様お片付けしてあげる」と言ったそうです。一緒に片付けながら「たくさん一緒にいてくれてありがとう。また来年もよろしくね」とお雛様に話しかけながら片付けることができたみあちゃんでした。
翌年は…
その翌年からは、みあちゃんが泣いて片付けを嫌がったり結婚したくないと言ったりすることはなくなりました。しかし、今度は2個下の弟くんがみあちゃんと同じように泣いて「お雛様とばいばいしたくない」と片付けを拒否していたのだとか。
3月になるとこのときのことを思い出すという@mio_mio0729さん。「この動画を改めて見て、一生懸命に両手を広げて片付けを拒否する姿が可愛いく、愛おしく感じるとともに、成長の早さに寂しさも感じています」と話していました。
そんなみあちゃんも現在7歳。この動画を一緒に見ると「覚えてる~懐かしい〜!家族と離れ離れになるの嫌で泣いてたな〜」と笑いながら話しているようです。3歳のときのことをしっかり覚えていたのですね。
今後、みあちゃんや下のお子さんたちに対して、@mio_mio0729さんは「子どもたちには優しく強い心を持ったよく笑う愛嬌のある子に育ってほしいなと思っています。健康で元気いっぱいに育ってくれている今に感謝をしながら、これからもたくさん笑って一緒に日々を過ごしていきたいなと思います」と話していました。
必死でお雛様を片付けないようにと阻止する様子がとても可愛らしかったですね。小さい頃ならではの可愛らしい言動は、いつになっても愛おしい記憶として思い出されることでしょう。