小さいお子さんを連れての外出は、時に大変なこともありますよね。
今回紹介するのは「老人の対応に心が温かくなったエピソード」です。
イラスト:yoyoi(@yoyoi_mu)
赤ちゃんを連れてバスに乗ると…
B美さんが、生後まもない子どもを連れて混雑するバスに乗った時に出会った老人とのエピソードです。
第一子出産後、2ヶ月くらいでどうしても外出しなければならず、混雑するバスに乗ったB美さん。子どもはぐずっていて今にも泣き出しそうな状況…
しかし、B美さんは何もできなかったといます。
そんなとき、近くの席に座っていた70代くらいの女性が、「座って」と声を掛けてくれました。しかし、高齢の方に譲ってもらうのも申し訳なく、座ると子どもも泣いてしまいそうだったため、B美さんはお礼を言って遠慮しました。
するとその女性がたくさん話掛けてくれたといいます。
「お母さんは大変ね。赤ちゃんは泣くくらい元気があるほうがいいの。たくさん泣いたらいいのよ。ねぇ」と、周りの方にも同意を得るように話してくれた女性。
おかげで泣き出した子どもに対して、周りの方も嫌な顔せず接してくれたといいます。
今でも忘れられない経験
B美さんに、このときのことについて聞きました。
ーこの女性の対応についてどう思われましたか?
本当に感謝しかなかったです。
「ありがとうございます」としか伝えられませんでしたが、今でも忘れられない経験です。
ーこの体験を通して、何か意識していることや気持ちの変化などはありましたか?
赤ちゃん連れのお母さんに対して、笑顔で接してあげることを心がけています。
あの時の女性のように、周りの方を巻き込んで、とはまだまだできませんが、席をゆずるなどできることはしようと心がけてます。
小さい子どもを連れて公共交通機関を利用するのは大変なことだと思います。女性の対応に心が温かくなりますね。
※こちらは実際にユーザーから募集したエピソードをもとに記事化しています。