店員さんの優しい対応にほっこりすることはありませんか?
今回紹介するのは「店員さんのほっこりしたエピソード」です。
飲食店で
A子さんが友人と一緒にチェーン店のお寿司屋さんに行ったときに起きたエピソードです。
夕方過ぎまで友人と2人で遊んだ帰りに、お寿司屋さんに行ったA子さん。土日だったこともありお店はとても混んでおり、やっと入れたと思う頃には21時を過ぎていました。
その後、支払いを済ませお手洗いに行ったA子さんですが、その時に手に持っていた財布とスマホを置いてきてしまったのです。
家に帰り、財布とスマホがないことに気づいたものの、時刻は23時頃になっていました。お店の閉店時刻は22時半。もしかしたらもう電話に出ないかもしれない、そう不安になりながらお店に電話をかけました。
幸いなことに電話は繋がり、財布とスマホの落し物があるとのこと。取りに行っていいか聞くと、店員さんから「何時頃になりそうですか?」と聞かれたA子さん。「今から行って早くても40分はかかるかも」と答えると少しの沈黙の後に「…分かりました。お待ちしております」と言ってくれました。
A子さんは急いで向かい、お店に入ると店員さんがカウンターの椅子に腰掛けていました。入店の音で店員さんは急いで立ち上がり「これですか?」と落し物をわたしてくれました。椅子に座っていたのと他に人がいなかったため、A子さんはもしかしてと思い「もしかしてこのために残ってくれたんですか?」と聞くと、「…はい。クローズ作業終わってちゃったので、することなくて…自分が独断で取りに来て頂いてもいいと決めちゃったので他の人は帰ってもらいました」とのこと。
A子さんのためだけに1人でお店で待っていてくれていたそうで、A子さんが「申し訳ないです」と謝罪すると「いやぁ、自分だったらスマホないと本当に困るし、財布ないのも怖いですから…見つかって良かったです」とにこっと笑顔で答えてくれたそう。
そこからそのお寿司屋さんはA子さんの行きつけになったそうです。
店員さんのこの対応に
店員さんのこの対応に、A子さんは「本当にありがとうございますと伝えました。わざわざ自分のために残ってくれていたこと本当に感謝しかないです。店員さんのやさしさにほっこりしました」と話してくれました。
また、この経験から「誰かを思ってなにかをすることっていいな」と感じたA子さんは人の役にたてるように意識しているとのこと。
お店のクローズ作業が終わっていたものの、お客さんを思って独断で残ることを決めた店員さん。謝るA子さんに対して掛けた言葉も、思いやりがあって素敵ですね。
※こちらは実際にユーザーから募集したエピソードをもとに記事化しています。