「母親になくて父親にあるもの」は何だと思いますか?さまざまなものが思い浮かぶかもしれません。
月光もりあ(@orenoatamanonaka)さんは、2人のお子さんのお父さんです。Instagramやブログ「おれのあたまのなか」で日常漫画や恋愛漫画を公開しています。
今回Instagram上で公開された「母親になくて父親にあるもの」を見た人たちからは「優しい気持ちになった」「泣きました」「ありがとう」などのコメントが寄せられました。
父親目線で描かれる育児漫画は、多くの人からの共感を得ています。
一人でから揚げ屋さんに行ったら
月光さんは、仕事終わりに一人でから揚げ屋さんへ行ったそうです。いつもは家族と行くお店ですが、一人で行った月光さんはから揚げを噛みしめながらのんびりと食べていました。
その美味しさに幸せを感じていた月光さんですが、別の思いがよぎります。それは一人で一生懸命に子どもたちに食事を食べさせる奥様の姿でした。
そこで「自分だけ一人の時間があってずるい」と感じた月光さん。翌日もから揚げ屋さんに家族と行き、幸せそうに食べる奥様を見て、感謝の気持ちを感じたそうです。
月光さんは奥様の状況や気持ちについて改めて気づいたのでしょう。
いつも頑張っている奥様への思い
投稿された漫画について、月光さんにお話を伺いました。
ーこの投稿をしようと思ったきっかけを教えてください。
外食していてふと思い 同じような環境の家庭が多いをんだろうな〜と思ったからです。
ー奥様がお子さんを抱きながらおいしそうにご飯を食べている姿を見てどう思われましたか?
いつも申し訳ないし、たまにはゆっくり食べて欲しいと思ってます。
ー奥様はこの投稿を見てなんと言っていましたか?
これを読んで、客観的に自分を見て、私頑張ってるんだなぁと泣いたそうです。
お母さんへの思いやりを
ー投稿には月光さんの考えに共感する声が多く寄せられていましたが、どう思われましたか?
多くは母親側からの共感でしたが、ここまで反響が大きいとはびっくりしました。
特に他人の僕のセリフなのに 自分が言われたみたいでとか、涙する方、救われたなどの意見が多くて驚いてます。
それだけ皆さん苦労されてるんだと思います。
ーこの投稿を通して伝えたいことはありますか?
少しでも父親側に見てもらって、いかに自分たちがマシな環境にあるかを知り、お母さんたちを想いやってほしいです。
つい自分の大変さばかりに目がいってしまい、相手を思いやれないこともありますよね。しかし、相手の状況や気持ちを少しでも想像するだけで、きっとお互いを思い合える関係になるのではないでしょうか。今回の漫画からはそんなことを学ばせてもらいました。