家族の絆を象徴する贈り物。子どもから親へのプレゼントは、親にとっては宝物ですよね。
今Twitter上では、あるサボテンの画像が話題になっています。一見すると「普通のサボテン」ですが、実はこのサボテンには母から子への愛情がたっぷりつまっていたのです。つっきー(@psypsytuki)さんがサボテンの秘話とともに画像を投稿すると、1.3万いいね(2023年7月22日時点)を集めました。
親の愛情を肌で感じたというつっきーさんに話を聞きました。
帰省した際、実家の玄関先に飾ってあるサボテンは、つっきーさんが昔母の日にプレゼントしたものだと、お母さんから聞かされます。最初は4cmほどだったというサボテンは、現在は25cm以上に成長していました。サボテンの成長について気になって調べてみると、このサボテンは”ミニサボテン”という品種で、1年に1cm程度しか成長しないと知り、お母さんによって20年近く丁寧に育てられたことに気付いたのです。
ー約20年間つっきーさんからもらったサボテンをお母さんが大事に育ててくれていたと知り、どう思われましたか?
自分の母親ながら「本当に凄い」と感じたのと同時に、母の愛の深さを感じました。本当に僕自身贈った覚えがなかったものだったので。
ーお母さんからサボテンについてお話があった後、渡したことについて思い出せましたか?
正直思い出せませんでした。母親は小中学生ぐらいの時というところまでは覚えてました。
ーお母さまがこのサボテンのお手入れをしている姿を見たことはありますか?
実家に頻繁に帰省しているわけではないので見てはいません。
ー投稿には多くのコメントが寄せられていますがどう思われましたか?
”贈った側の立場”そして”贈られた側の立場”それぞれの方々のコメントを見ると共通して”家族の繋がり”を実感するものばかりで僕も見ていてとても心が温かくなりました。また10年後に同じサボテンでサイズ比較ができるようなツイートをしてみたいと考えています(笑)
最後につっきーさんは、「そもそも本当に僕が贈ったものだろうか?という疑いもありましたが、僕の他の兄弟が口をそろえて贈った覚えがないこと、そして母は他に僕が贈ったもので、尚且つ僕が記憶している贈り物まで覚えていたので本当に覚えているんだな…とTwitterに投稿した形になります」と、Twitterに投稿した経緯についても話してくれました。
つっきーさんの投稿には「感動しました」「子供から貰ったもの、貰った言葉は親にとっての一生の宝物です」などのコメントが寄せられていました。
20年以上大切にサボテンを育てられたお母さんの愛情と、その愛情に気付いたつっきーさん。親子の強い繋がりを感じられる、素敵なお話でした。