人手不足や従業員の負担軽減などの理由により、配膳ロボットを導入する企業が増えてきています。るしこさん(@39baby_com)の子どもは、以前から配膳ロボットが苦手。そのためロボットがいるレストランは避けることが多かったそうですが、ある日なんと、配膳ロボットのいるレストランに入ることができました。その様子を描いた育児漫画に、今2.5万いいねがつくなど、話題になっています。るしこさんに話を聞きました。
この日、るしこさん家族は朝から、電車好きな息子さん(3歳)のために、いろいろな電車に乗りながら東京のポケモンセンターへ出かけていたそうです。
―息子さんはいつから配膳ロボットが怖いのでしょうか。
離乳食が終わった頃、可愛い内装で座敷や小さな椅子のあるファミリー向けのレストランへ行きました。そこにスラっと背の高い配膳ロボットがいて、そのロボットが近づいてくる様子を見て怖がって泣いたのが最初です。その後猫型に会うまで、どの形の配膳ロボットも怖がっていました。それ以来、ロボットがいるレストランは避けていましたが、たまたまロボットがいたという場面では親の後ろに隠れたり、ご飯そっちのけでロボットが近づいてこないか監視していたりしました。
ー息子さんは猫好きなのでしょうか。
かわいいものが好きで、猫含め動物が好きでしたが、家に本物の猫が来てから一層猫好きになりました。
ー運んでいる間も怖がらなかったのでしょうか。
ご飯を待っている間も他の席への配膳に向かっているロボットを眺め、「かわいいねかわいいね」と喜んでいました。ご飯を運んできてくれると、「ネコチャンがもってきてくれた!」と喜んで食べていました。
ー結局、息子さんはロボットのどこが怖かったのでしょう。
大人でも「人間に近い人間ではないもの」に対して抱く恐怖がありますので、その類かなと想像します。生き物ではない、でもこちらを認識して近づいてくる、話しかけてくる…。(子どもは)まだ機械と生き物の違いが明確に分からないからこそ、何者か分からない、危険かもしれないと、本能的に怖いのかもしれません。
ーるしこさんは、猫のロボットをどう思いましたか。
すごくかわいいですよね。ロボットの怖い部分の1つに表情の読み取りづらさがあると思うんですが、顔を2次元的に表現することで上手くかわしているなと感じます。わたし自身が猫が大好きなので猫ロボットめちゃくちゃ会いたかったんですが、息子がその調子なのでずっと避けていたんです。ご飯どこ行く?という選択肢からファミレスがいくつか外れてしまうのは、子連れにとってはなかなか厳しいものです。そんな「これまでの苦労は一体―――!!!??」という気持ちでした。漫画を読まれた方から「ぜひ撫でてみて」と教えてもらい、触られた時にも反応するらしいので既にガストに行きたいです。
さて、今回息子さんは、配膳ロボットが運んできたご飯を食べられたのでしょうか。
もちろん!かわいいネコチャンが運んできてくれたのでモリモリ食べていたそうです。