お散歩を拒否してその場に立ち止まる秋田犬と、それを体を傾けて引っ張る女の子。マイケル・ジャクソンの楽曲「Smooth Criminal」で登場するダンスパフォーマンス「ゼロ・グラヴィティ(Anti-Gravity Lean)」を彷彿とさせるその動画が、「角度が良いw」「選曲がいい」「かわいすぎる」とインスタグラムで話題になっています。動画を投稿した、女の子の母親で、秋田犬の飼い主であるwaken.loveさんに話を聞きました。
秋田犬のなぎくん(3歳)は体重38kg。町内の散歩中によくお散歩拒否をするそうで、この日は長女とのコラボレーションとなりました。さすが大型犬のなぎくん、長女が体を傾けてもびくともしません。
車でお出かけしてお散歩するのが大好きななぎくんは、約1年前から町内の散歩中によく拒否を起こしていました。
そんな中、ふとした時に中学1年生の長男がこのポーズをし、「あっ!! みてみてっ!! マイケル・ジャクソンのあのダンスできた!!笑」と言い出したのがきっかけで、子どもたちとお散歩拒否のなぎくんによる「smoothcriminalシリーズ」が誕生したそうです。
なぎくんは、10歳の長女と7歳の次男を「守るべき存在」と認識。二人が公園で遊んだり雪遊びをしたりしている時は、見守り隊に徹しています。
なぎくんの特徴・性格は、ちょっぴりビビりですが、3兄弟に揉まれながら生活しているからか、人が大好きで子どもに優しいそうです。
5年半前に夫を亡くし、その後夫の命日になぎくんをお迎えしたwaken.loveさん。waken.loveさんにとってなぎくんとは――。
「なぎは『癒しのかたまり』です。子どもたちはなぎが居る事で安心するようです(大きいので)。動物は純粋に真っ直ぐ愛をくれるので、曲がりまくった自分の心に気付かしてくれて、正してくれます。笑 本当に《あったかいヤツ》です!!」
waken.loveさんの今の夢は、子どもたちやなぎくんらと、車中泊しながら旅をすることだということです。
「色々あったので 急がず、ゆっくり、のんびり 子どもたちとワンコたちと向き合って過ごしたいです」