松村沙友理、推す側で「アイドル熱が再燃」 実写『推し武道』で主演、原作舞台の岡山でもロケ

松村沙友理、推す側で「アイドル熱が再燃」 実写『推し武道』で主演、原作舞台の岡山でもロケ
ドラマ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』で主演を務める松村沙友理さん

元乃木坂46の松村沙友理さんが、10月スタートの主演ドラマ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)の岡山ロケに合わせて、KSB瀬戸内海放送(KSBニュース、ほ・とせなNEWS)の単独インタビューに応じました。アイドルを卒業して約1年。大きく変わったという生活スタイルや、今後の抱負についても語ってくれました。

この作品は、平尾アウリさんによる同名漫画が原作で、岡山のマイナー地下アイドル “ChamJam(チャムジャム)”と彼女たちを全力で応援するファンの姿を描いた、青春コメディです。

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松村さんは、メンバーの市井舞菜(伊礼姫奈さん)に人生の全てを捧げ、仲間たちから伝説と呼ばれる熱狂的なアイドルオタク、えりぴよを演じます。8月には、物語の舞台である岡山でもロケが行われました。

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■以下、松村さん一問一答

―作品について
原作漫画を読んだのはアイドル(乃木坂46)時代で、初めて読んだ時にすごく泣きながら読んでいたんですよね。応援してくれているのが当たり前じゃないなとも思ったし、応援するための熱量を改めて感じられたと言うか。
私は昔から好きな作品だったので、今回推す側をやらせていただけるのも、やっぱりご縁なのかなと思うし、ずっとアイドルとしてやってきたぶん、気持ちとしては(役に)入りやすいのかなと思いました。

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―岡山ロケの思い出について
すごく皆さん、街の人たちが温かいなっていう感じがしました。あと路面電車が見慣れないので、本当に可愛く見えました。撮影で乗りましたが、楽しかったです。皆さん日常的に使われているんだなと感じたので、私も(撮影時は)慣れた感じを出せるようにやってみました(笑)

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―アイドルにとって武道館ライブとは
アイドルで武道館の規模の観客を動員するのはやっぱりすごいことだと思うし、大都会の真ん中にあるので、それが私の中ではより特別感がありました。私が初めて武道館に立ったのは、アイドルフェスみたいな、いろんなアイドルさんが集まるイベントだったんです。自分の中では初めてがそこだったので、アイドルが武道館ライブをやる特別感を、特に感じていたのかなと思います。

―アイドルを卒業して約1年、生活にはどんな変化がありましたか
一番変わったのは時間です。毎日が目まぐるしかったので、実はあんまり現役の時の記憶がなくて(笑)。毎日自分が何をして生きていたのか あんまり覚えてなくて、そう思うと、この1年は結構人間らしい生活をしているなと思います。

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―アイドルを卒業して初めてチャレンジしたことはありますか
友達とバーベキューをしました! バーベキューを人生で1回もやったことなかったので。次の目標はビアガーデンです(笑)

―今作の主人公えりぴよのように、収入を注ぎ込むような熱狂的な趣味はありますか
アニメもすごく好きなんですけど、お金を使うとなったら私は本当にウーバーイーツかもって思いました。あんまり外食しないので。ウーバーイーツが人生で一番お金を使っている気がします(笑)

―最近熱中していることはありますか?
アイドル熱が再熱してきました。この作品もそうですし、この作品が決まってからアイドル関係の仕事も多くなって。例えばアイドルの大会の審査員をやらせていただいたりとか、アイドルの方と絡む仕事だったりとか。
それでたくさんのアイドルの方を見ていると、「アイドルって良いな!」っていう思いが再熱してきて、最近ライブ DVD とかをめちゃ買うようになっちゃいました。

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―再熱したのは推す側ですか?推される側ですか?
推す側です。アイドル時代も、見ることが好きだったので。それが卒業してちょっと離れちゃっていたんですけど、この作品の仕事が始まって、またアイドルを応援したい気持ちが高まりました(笑)

―松村さんが今推しているアイドルや、昔推していたアイドルはいますか?
今ハマっているのはJuice=Juiceさんです。曲がすごく好きで、ライブ映像を何回も見させていただいたんですけど、どれも良くて、皆さんそれぞれの表現の仕方が私に刺さるんです。本当にライブ行きたいなって今思っていて。
乃木坂時代の憧れというか、私の中でのアイドルのお手本はずっと『ラブライブ!』だったので、μ’s(ミューズ)かなと思いますね。落ち込んじゃって疲れたなっていう時は、アニメとかを見て、「やっぱアイドルって良い!」って思って仕事に行っていました。

―30歳という節目を迎えましたが、今後の抱負は
この20代はお仕事の面で教えていただくことがたくさんあって、未熟な自分なりに頑張ってきたと思える20代でした。でもこれからの30代は、今回の作品もそうですが、自分より年下の子だったり、初めてドラマに出る子もたくさんいたりするので、そういう子たちに対して今度は何かを伝えられる人間になれたらいいなとは思いますね。今のところはまだ難しそうなんですけど、10年間かけて少しでもそういう人間に近づけていったらいいなと思います。

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松村さん主演のドラマ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』は、テレビ朝日(関東)では10月8日(土)、ABCテレビ(関西)・KSB瀬戸内海放送(岡山・香川)では10月9日(日)に、初回が放送されます。

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