岡山県総社市に「ソーじゃ」と書かれた看板が期間限定でお目見えしました。この場所、どこかと言うと、井原鉄道総社駅。「総社駅」の看板が「ソーじゃ駅」に変わっているんです。でも一体なぜ……!?
実はこれ、7月8日公開のマーベル・スタジオ最新作、映画「ソー:ラブ&サンダー」の公開を記念した取り組み。7月の1か月間、映画館・MOVIX倉敷が実施するクイズラリーと連動(※)して、看板が変身しているというわけです。
※クイズラリーのポイントの1つが、総社駅前観光案内所になっている
総社(そうじゃ)の読み方が、映画の「ソー」と、岡山弁の「……じゃ」と似ているという、なんともダジャレチックなアイデアから、実現したということです。
井原鉄道営業企画課の鳥越肇課長によると、1999年1月に井原鉄道井原線が開業してから、看板を変えるのは、井原鉄道として初めての取り組みです。
「(最初に話をもらったときは)本当かなあ?と思いました(笑) 私共のローカルの鉄道で、外国映画とどういった接点が生まれるのかというのを想像したことがなかったものですから、共通項を生み出していただけたというのは驚きですし、まだまだ期待できるところがあるんだなというところを改めて知ったところです」(鳥越課長)
映画公開記念の看板は7月末までの掲出。ソーの活躍を劇場で観たあとは、ぜひ「ソーじゃ駅」で記念撮影でもいかがでしょうか。
「この度の映画は、ご家族そろってお出かけいただく一つのきっかけになると思いますので、映画をご覧いただいたあと、総社エリア、井原鉄道沿線の方へお越しいただければありがたいです」(鳥越課長)