子育てしている親にとって、ちょっとした用事の時に子どもを預かってくれる実家は、なくてはならない心強い存在ですね。子どもにとっては、親といるよりも、祖父母のほうが甘えられるので、のびのび遊んでいるという子どもも多いのではないでしょうか。今、実家に預けていた時の子どものある行動がTwitterで話題になっています。
写真を見ると、仏壇の線香が10本以上色々な方向に立てられています。刺されているといったほうが相応しいかもしれません。このツイートをしたひつじ(@hopstepsheepp)さんに話を聞きました。
ひつじさんは8歳、5歳、2歳の3人の子どもを育てています。この線香を立てたのは、2歳の末っ子です。ひつじさんはお仏壇に祀られたご先祖様、特に先日亡くなったひいおばあちゃん(ひつじさんの祖母)に申し訳ないという気持ちから、「おばあちゃんごめんよ…」とツイートしています。
ひつじさんの母から「静かだなと思って覗いたら大変な事になってたよ!」と連絡がきて、このことを知ったというひつじさん。末っ子は、手を合わせて「ヒィオバァチャン、アイッキダヨー」(「ひいおばあちゃん、だいすきだよ」)と言っていたそうです。
つい先日亡くなったというひいおばあちゃん。末っ子も抱っこをしてもらったことがあります。ひつじさんは末っ子に「ひいばあちゃんも笑ってると思うよ。そんなに沢山いらないよ。って言ってそうだけど、ありがとうね!」と伝えたといいます。
実家に行くたびにひつじさんと子どもたちはお線香をあげていて、お線香には親しみがありました。
ただ、末っ子はまだ2歳で、ひつじさんや上の子たちがいるとお線香を好きに立てることは出来ません。ひつじさんは「(自分たちが線香を立てている)真似をしたかったんだなぁ」と思ったそうです。
ひつじさんのツイートには多くの反響があり「ごめんなさい。昔よくやりました」「うちの子も経験済みです」というコメントや、ご住職から「『どんどん触らせてあげて』と言われました」や、「『仏様に慣れてくれるのにいいじゃないですか』と言われました」というコメントもありました。
ひつじさんの家の末っ子は真剣にお線香を立てようとしたのでしょう。
これからも、お仏壇でお線香を立てて、好きなひいおばあちゃんとお話ししてほしいなと思いました。