作業をしていて、ふいに別の事が気になると元々していた作業を忘れるということは、よくあることだと思います。今回は、舌をしまい忘れていた猫のお話です。
ソファーの上で、気持ちよさそうに前足をペロペロなめていた一匹の猫。急にハッとしてカメラを見たのですが、舌がペロっと出たままになっています。
この動画のツイートには、1.2万件以上のいいねがつき、話題になっています。「思わず笑ってしまった…」「完璧に舌の存在を忘れてるし」「しっかり忘れてて可愛すぎます」などのコメントで盛り上がっています。
うっかり者の猫の名前はヤマネコ君。現在1歳半の男の子です。飼い主(@ymnc_rf)さんに話を聞きました。
―しまい忘れはよくあることですか?
舌のしまい忘れは滅多に無く、今回きちんと撮影できたのは、ほぼ初めてでした。
―ヤマネコ君が舌をしまい忘れたのはなぜでしょうか。
毛づくろいの真っ最中に、室内で気になる音が聞こえたため、舌が完全に戻る前にそちらに意識が行ってしまったためだと思います。
―しまい忘れの表情は、『えっ』という顔をしているように見えます。驚いた顔ですか。
物音に意識が行ったのと、撮られていたのに気付いたダブルパンチだと思います。
飼い主さんは昔、猫と暮らしていた時に猫アレルギーになってしまいましたが、どうしても「また猫と一緒に暮らしたい!」という強い気持ちがありました。猫を迎えるからには、しっかり猫と触れ合いたいという希望があった飼い主さんは、アレルギーが出にくいと言われている種類がいることを知り、サイベリアンのヤマネコ君をブリーダーさんよりお迎えしたそうです。
飼い主さんは、ヤマネコ君の性格を甘えんぼでビビりと言います。というのも、飼い主さんに、どこに行くにもベッタリついてまわるのですが、知らない人が家にきたり雷が鳴ったりするとベッドの下から2時間ほど出てこないそうです。
飼い主さんにとってヤマネコ君はどんな存在か聞くと、「何をするにも一緒にいてくれて、安心と癒しと驚きをくれる最高の相棒です」と話してくれました。
飼い主さんが望んでいた通り、いつもヤマネコ君と触れ合い、楽しそうに遊んでいる様子をツイートで見ると、ほっこりしました。