猫の『ふみふみ』は、かわいい行動として、猫を飼っている人にとってはよく知られている言葉です。多くの場合は、クッションや毛布などの柔らかいものを前足で優しく踏み続けるのですが、今話題になっているツイートは、なんと寝ている赤ちゃんをふみふみしているんです。
しがしが(@kyle_kiwi_)さんがツイートした、なんとも微笑ましい動画には「可愛いが過ぎる」「赤ちゃんはいい匂いがして柔らかいから、猫ちゃんも安心するんですね。優しい世界」などのコメントが寄せられています。
しがしがさんの家では、7か月になる娘と、ふみふみしていた元保護猫のキウイ(1歳)、オーストラリアンシェパードのカイル(2歳)が仲良く暮らしています。
夜に娘とキウイが一緒に寝る事はないため、ふみふみしたのはこの時が初めてだそうです。ふみふみと言っても赤ちゃんが起きない程度の、優しいタッチです。この時は、赤ちゃんをふみふみした後、毛布をふみふみしていました。その時、尻尾がふわりとあたり、そこで赤ちゃんは目を覚ましたそう。夜たっぷり寝ているため、いつもご機嫌だそうです。
―いつ頃からキウイは娘さんに近づくようになりましたか。
最初の頃、キウイは娘を怖がっていたので遠くから見ているだけでした。一緒に生活していく中で、(娘が)生後3か月ごろから徐々に近づくようになっていきました。今ではすっかり良いお兄ちゃんです。
赤ちゃんの事が大好きなキウイですが、生後3か月でキウイが初めて家に来た時、犬のカイルが、かいがいしくお世話をしていました。しがしがさんもツイートの中で「ワンコさんに愛情いっぱいに育ててもらいました」と言っています。
―キウイが赤ちゃんのお世話をしているのは、犬のカイルからお世話してもらったことが影響しているのでしょうか。しがしがさんは今のキウイを見てどう感じますか?
面倒見の良いお兄ちゃんになった姿を見ると、あの時のカイルの優しさをしっかり受け取ってくれていたんだなぁと思います。優しい子に育ってくれて嬉しいですし、カイルにも感謝です。
―赤ちゃんがきて、何か2匹の関係性に変化はありますか。
赤ちゃんが来たからなのか、年齢の問題なのかは分かりませんが、カイルはお兄ちゃん役を卒業した感じがありますね。たまに兄弟喧嘩はしていますが。
娘のことをキウイがお世話するようになり、びっくりしているという、しがしがさん。キウイが、犬のカイルから受けた愛情をしっかりと赤ちゃんに注いでいる愛情のバトンが美しく、胸をうたれます。今後、しがしがさんの娘が大きくなるにつれて、キウイとの関係性がどのようになっていくのか、見守っていきたいと思いました。