皆さんは、どんな生き物を育てたことがありますか?犬や猫、魚など、生き物によってその特徴や育て方は異なりますよね。
@umiyori_no_basserさんが、釣り上げたキジハタを育ててみた様子をInstagramに投稿すると「え、、?可愛い、、」「魚って賢い」「愛嬌があってかわいい」「愛着湧きますね」などのコメントが寄せられ話題になっています。
キジハタについて、投稿者さんに話を聞きました。
キジハタを育ててみると…
基本的にキャッチ&リリースでルアーフィッシングを楽しんでいる投稿者さん。ここ数年は、海水温の上昇でハタ系の魚がよく釣れるようになりました。
今まではメバルやカサゴ、アジ、ヒラメなどの釣った魚を料亭の生簀(いけす)で飼育してもらっていましたが、新しい魚種としてキジハタを飼うことにしました。
キジハタを1年飼ってみたところ「可愛くて仕方ないですね!」と投稿者さん。キジハタは、餌が欲しいときには、分かりやすく合図をくれるといいます。
口を大きく開けて、パクッとすると「餌が欲しい」合図。キジハタが餌をねだるサインを見せるなんて驚きですね。
また、投稿者さんたちが生簀の前に立つと、キジハタから待っていたかのように姿を見せてくれます。横に動くと目で見つめてくるのだとか。
そんなキジハタの様子に「人間に対しての恐怖心はなく、何か理解してくれたのかな?」と思った投稿者さん。
キジハタを飼うにあたっての注意点については「どの魚にも共通だと思いますが、水温ですね!冬は水温が下がるとじっとしてあまり動かなくなります」と教えてくれました。魚を飼育するときには、環境整備がとても大切なようです。
投稿に寄せられたコメントに対して「賛否両論ありますが、可愛いとか言っていただけると、なんだか自分の家族を褒められているような感じがしました。人間は多くの生き物の命をいただき、自分たちの命を守っています。魚だけでなく、当たり前に食べているものにはすべて命があり、それぞれの命に心から感謝しなければならないと改めて思いました」と投稿者さん。
こちらの投稿から1年が経った現在、水温の低下もあり、キジハタは穏やかに過ごしているそうです。
今後については「イシダイと石垣鯛がすごく懐いているので、また紹介させていただきたいです」と話していました。
投稿者さんはInstagramのほかにも、YouTubeチャンネル「海よりのバサー『収納系釣りチャンネル』」(@umiyorinobasser)で釣具の紹介や釣りの様子を動画で配信しています。