出産後に、ダイエットに挑戦するママさんは多いでしょう。妊娠前の体型に戻そうと、食事に気を付けたり運動を取り入れたりした経験のある人もいるのではないでしょうか。
おだあかね(@studiosunny_akane)さんが「整形じゃないよ」と産後に24kgの減量に成功した姿をInstagramに投稿すると「別人」「お見事です」「ビックリしました」などのコメントが寄せられ話題になりました。
ダイエットの様子について、あかねさんに話を聞きました。
産後ダイエットのきっかけ
産後70kgだったあかねさんは、24kgの減量に成功すると別人のような姿に。
産後にダイエットを始めたきっかけは、3人目の出産後、娘さんが生後4ヶ月のときに骨盤矯正へ行ったこと。そのサロンにはエステとファスティングがメニューにあり、そこで「ダイエットがんばろう!」とスイッチが入ったといいます。
これまでの出産では、産後に毎回18kg増えていました。その後、体重が戻らないうちに次のお子さんを妊娠し、どんどん体重が増えて最終的に70kgとなったあかねさん。妊娠後期はお腹が大きすぎてかがめず、靴下を旦那さんに脱がしてもらっていたこともあったそう。
妊娠初期の頃はつわりのために食べられず、つわりが落ち着いてからは何を食べても美味しく感じ、食べ放題にもたくさん行き、甘いものもたくさん食べていました。
ダイエット方法
あかねさんが主に取り組んでいたダイエット方法は、朝ごはんを酵素ドリンクに置き換えての「16時間ファスティング」で、16時間食べない時間をつくるというダイエット方法です。
食べない時間をつくることで、腸を休ませてあげることの大切さを知ったあかねさん。それまでは「食べない=身体に悪い」と思っていたため「食べなくてもいい」というのは、目から鱗でした。その際にたんぱく質の必要性も学び、ジムに通う人が飲むものだと思っていたプロテインも毎日飲むように。
他にも、食事を口にする順番にも気を付けたあかねさん。サラダや野菜を中心に、脂肪燃焼スープなどを作って食べました。お米は毎回量り、110gを食べるようにしていたのだとか。
普段の生活でも、自宅でのトレーニングや犬の散歩、バレーボールなどの運動をしたり、お水をたくさん飲むようにしたりと、気を付けながら過ごしていました。そのような生活をした結果、2週間で少しずつ体重に変化があり、6ヶ月で7kg、9ヶ月で10kgと減っていったといいます。
ダイエットを始めてから2年が経った現在でも、16時間ファスティングは続けているというあかねさんは、これからも続けていくと話してくれました。成功の秘訣について「食べすぎたらそのあと量を調整し、翌日は長めにファスティングするなど、16時間ファスティングを習慣にすることがリバウンドしない秘訣だと私は考えています」と教えてくれました。
ダイエットを始めて…
ダイエットを始めてからよかったことについて「酵素ドリンクやプロテインを飲んだり、ファスティングをしたら、肌が綺麗になりました。腸が綺麗になると明るい気持ちになってポジティブでいられるようになったり、産後酷かったPMSの症状も軽くなったと思います」と話していました。
一方で、困ったことについて「おうちに常にお菓子があったり、差し入れをいただいたり、旅行や外食など誘惑がたくさんあったことですね。ママあるあるかと思います(笑)」といい、お酒が好きなあかねさんは「その分、ちゃんと運動をする!」と決めてビールを飲んでいるようです。
ダイエットでの注意点
あかねさんはダイエットをするなかで、野菜やきのこ類、海藻類、発酵食品など、体に必要な食材をバランスよく食べるように気を付けていました。
「野菜ならいくら食べてもよし!」と決めて、便秘にならないようにお米も抜かないようにしていたといいます。
体重ばかりを気にして、体調を崩しては元も子もないでしょう。健康を第一にダイエットを進めていくのは大切なこと。
あかねさんがダイエットについて発信するようになってから「我慢できずに挫折しちゃいます」「誘惑に負けてしまいます」などたくさんの声が届くように。そのような声について「ダイエット=食べないことと捉えると、長く続きませんし、一時の頑張りで気を抜くとリバウンドしてしまいます」
続けて「そうではなく、野菜ならいくらでも食べていいし、たんぱく質はむしろママたちは積極的に摂ってほしい栄養素です。『お腹が空いたときに何を食べるか』これがとても大事で、ダイエットは我慢することではなく健康になる意識をもつことかなと思います」と教えてくれました。
今後の発信について「産後のママたちがネガティブなダイエットではなく、ポジティブなダイエットができるように、これからも発信を続けていけたらいいなと思います」と話すあかねさん。
ダイエットの結果には個人差があり、理想の体型にたどり着く道のりも人それぞれ違うはず。自分の体質に合うものや、体調に注意しながら楽しくできるといいでしょう。
これからも、たくさんのママさんたちがポジティブに過ごせるような発信が楽しみです。