おじいちゃんやおばあちゃんにとって、お孫さんを抱っこする瞬間は嬉しいものでしょう。さらに、初めてのお孫さんとなると、緊張してしまうかもしれません。
＠ch0570さんが、初孫を抱っこするおじいちゃんの様子をTikTokに投稿すると「笑っちゃった」「緊張するよね」「じいじ最高」「幸せだぁ」などのコメントが寄せられ話題になっています。
このときの様子について、パパさんに話を聞きました。
初めての抱っこ
おじいちゃんにとって初孫となる息子さん。生後8日目にママさんが産院から退院してきた日、おじいちゃんが初めて抱っこすることに。病院の方針により、ママさん以外は退院するまで新生児室越しでの対面だったため、初めて触れる瞬間でした。
抱っこしようとするおじいちゃんに「手洗った？」と聞くパパさん。おじいちゃんは慌てて手を洗いに行きます。
すると、次は「マスクする」と言ってマスクの準備を始めます。
なかなか抱っこまでたどり着かなかったおじいちゃんですが、ようやく抱っこできることに。抱っこをした瞬間、初孫ということもあり、やっと触れることができ喜びに溢れていました。
「感動」というよりは「長く楽しみに待っていた新発売のゲームがやっとできた」という感じだったのだとか。
パパさんが抱っこをしたのもこの日が初めて。しかし、おじいちゃんはパパさんに比べるととても慣れた手つきで、泣くとすぐに立ち上がってあやしており「器用だな」とパパさんは感じました。
一方で、ママさんはおじいちゃんの様子に「仕事先から急いで帰ってきてくれたのが伝わり、きっと帰宅途中もソワソワしていたのかなと微笑ましく思いました。抱っこしたときのふにゃーっとした笑顔が印象的でした」と話していました。
その後は、息子さんがぐずぐずしてきたため、ママさんにバトンタッチ。ママさんは母乳を飲ませて息子さんを寝かしつけました。おじいちゃんは、そんなママさんとパパさんをねぎらってくれたとのこと。
妊娠がわかったとき、パパさんは「いい報告がある」と事前に連絡したうえで電話で報告しました。そのため、おじいちゃんは予想していたようで、驚きは少なかった様子。とはいえ、その日はソワソワして仕事が手に付かなかったといいます。
また、ママさんが「いい報告」と伝えたときに「なんだ？ついに出馬か？」と面白おかしく探られて、報告の時間まで待てない様子だったそうです。
ママさんは計画無痛分娩での出産予定でした。しかし、児頭骨盤不均衡だったことから予定通りに出産ができなくなり、予定日より2週間近く遅れて帝王切開での出産に。生まれたときは「やっとか！よかった！」といった感じで喜んでくれたおじいちゃんは、同時にママさんの体調も気遣ってくれました。そんなおじいちゃんの姿を、パパさんは嬉しく感じたといいます。
投稿から4ヶ月が経った現在、近くに住んでいるおじいちゃんとは、今でも週に1、2回は会っています。会ったときには、ずっと抱っこしたり遊んだりしてくれるため、パパさんとママさんは助かっているそう。
「ただ、稀に乳幼児にしては激し目の動きをさせて遊んでいるので、少しヒヤヒヤするときがあります」とパパさん。そんなときは、おばあちゃんとパパさんの2人から注意しますが、めげずに遊んでくれているのだとか。
今後のおじいちゃんと息子さんについて「1番は息子が『おじいちゃんと遊ぶの楽しい！』となってくれるのがいいです。おちゃらけたおじいちゃんですが、その陽気で人を楽しませようとしてくれるところを私は尊敬しています。私は小さい頃、祖父（私のおじいちゃん）と密に接したり遊んだりしたことがなかったので、息子にはおじいちゃんはどういう人なのかを感じとって、学べることがあれば学んでほしいなと思います」と話すパパさん。
これからもおじいちゃんに可愛がってもらいながら、すくすくと育っていくでしょう。大きくなった息子さんとおじいちゃんが遊ぶ様子も楽しみですね。