小さな手で、一生懸命お米を炊こうとした2歳の息子さん。その理由は体調不良のママさんの代わりに「やってあげたい」というお手伝いの気持ちだったようです。
そんな愛らしい息子さんの行動がX(旧Twitter)に投稿されると「これは絶対に怒れない」「米食べ放題」などのコメントが寄せられ話題になっています。
今回は、投稿者である@GALA_KANEKOさんに話を聞きました。
お米を炊こうと…
投稿当時、2歳11ヶ月だった息子さん。
体調不良のママさんが動けないからなのか、お米を炊いているママさんの姿をマネしたかったからなのか…。
息子さんはお米を炊くことに挑戦したようです。
しかし、うまくはいかなかったようで…。
炊飯器の中に生米がぎっしり詰まった状態で、ちょっとクスッと笑えるような事態になっていたのです。
投稿者さんは「ちょっと水をたらして、炊飯器のボタンを押すのを何回か繰り返したようです。妻は体調不良で、遠くから見守るのが精一杯だったようです」と話してくれました。
ママさんから報告を受けて…
当時「炊飯器がえらいことになっている」と、ママさんから報告を受けたという投稿者さん。
家に帰り炊飯器を開けた瞬間、予想外の状態にビックリしたといいます。
「上のお米がサラサラで、下の方はねっとりして底は少し焦げていて…」と思わず笑ってしまったのだとか。
笑いながらも「体調不良の妻も、一生懸命お米を入れてくれた息子も、今日1日頑張ってくれてたんだなぁ」と投稿者さんは感じたそう。
投稿者さんの帰宅後、息子さんは寝ていたようで「翌日、息子にありがとうと、お米パンパンだったねと言うと無反応でした」とその後の様子を教えてくれました。
また、息子さんが炊いてくれたご飯は、翌日鍋の雑炊にして美味しく食べたそうです。
息子さんの行動は…
そんな息子さんの行動に、投稿者さんは「息子は特別なことをしたわけではなく、大人の真似事をするのは私たち家族の中では日常の一部。日常のこういった何気ない子育てや幼い子の言動を、失敗や苦労ではなく、ほっこりした行動と捉えています」と話してくれました。
投稿には多くの反響が寄せられ、投稿者さんは「私と同じようにほっこりととらえてくれた方々がいること、またたくさんのコメントを頂けたことをとてもありがたく思います」と喜んでいました。
今後については「何事にも全力で取り組めて、いろいろな経験ができる環境を用意してあげたいです」と話してくれました。
2歳の息子さんが一生懸命お米を炊こうとした姿には、家族愛と幼い子の純粋な行動が詰まっていました。
予想外の展開も、息子さんにとっての学びと成長の一部として捉えることで、のびのびと育っていくでしょう。