【実はアイシングクッキーで作ったんです】本物そっくりの作品に「リアルすぎる」「二度見した」の声

【実はアイシングクッキーで作ったんです】本物そっくりの作品に「リアルすぎる」「二度見した」の声
ひき肉のアイシングクッキー(@mannatanukiさんより提供)

アイシングクッキーは、粉砂糖に卵白等を加えて練ったアイシングでクッキーをデコレーションして作ります。文字やキャラクターなどでデコレーションされたクッキーを見たことのあるという人もいるでしょう。

お菓子クリエイターでアイシングクッキー作家のまんなたぬき(@mannatanuki)さんは、YouTubeやInstagramなどでさまざまなアイシングクッキーを投稿しています。

高い技術で作られるクッキーには、毎回多くの人に驚きと感動を与えています。

今回YouTubeに投稿されたのは、ひき肉のアイシングクッキーです。丁寧に制作されている過程には「すごい」「細かい」「二度見した」などのコメントが寄せられています。

本物そっくりのひき肉が作られていく様子は目が離せません。

クッキー③
クッキー③

パッケージの文字にこだわり、小さな文字が書かれていきます。

クッキー④
クッキー④

その完成度は驚くべきものでした。

クッキー⑤
クッキー⑤

ひき肉のアイシングクッキー

ひき肉のアイシングクッキーについて、まんなたぬきさんに話を聞きました。

ー今回アイシングクッキーでひき肉を作ろうと思ったきっかけはなんですか?
このころ、YouTuberであるちょんまげ小僧の「ひき肉でぇす!」にはまっていたのがきっかけです。
多くの方が楽しそうにものまねしたり、音楽をつけてアレンジしたりしているのを見聞きするのも楽しくて影響を受けました。わたしはお菓子でリアルに作ってみようと思いました。

ーパッケージに文字を書くところなど細かい作業に感動しました!制作時間はどれくらいなのでしょうか?
パッケージのシール部分は注目してくださる方が多く、いろいろな突っ込みをいただきました(笑)
細かくは覚えてないのですが、だいたい半日くらいで完成したと思います。

寄せられたたくさんの反応

ーこの作品にはたくさんの反応がありましたがどう思われましたか?
元ネタのちょんまげ小僧の面白さとインパクトが大きかったので、それと合わせて多くの反応をいただきました。わたしの動画も笑いながら見ていただけたみたいで光栄です。
スーパーで売られている挽肉の本物っぽさをお菓子で表現したかったので、オブラートシートでクッキーを包んでみたり、にんにくプレスを使ってシュガーペーストを絞り出したりする演出を入れました。
そこも「リアルすぎるw」「まじのひき肉だった」というようなお言葉をたくさんいただいて嬉しかったです。

クッキー⑥
クッキー⑥

数々の素晴らしい作品たち

ーほかにもたくさんの作品をアイシングクッキーなどでつくられていますが、それらの制作時間も同じぐらいなのでしょうか?また、制作において気をつけていることや、こだわっていることを教えてください。
制作時間は毎回まちまちです。シンプルなものは数時間でできあがりますが、デザインが凝ったものや複雑なものは完成まで1週間くらいかかります。
こだわりかどうかはわからないですが、凝り性なので「まぁこれでいっか」と中途半端な気持ちのまま完成させないようにはしています。
失敗することもたくさんありますけど、なるべく納得できる形に仕上がるまで頑張っています。

ーお菓子クリエイター・アイシングクッキー作家として活動を始めたきっかけを教えてください。
2020年ごろ、ちょうどコロナ禍になったくらいの時期に、YouTubeを本気で取り組んでみようと決めました。世の中がとにかく暗く不安な雰囲気になってしまったなかで、自分にとっても他の人にとっても何か楽しいことを配信できたらいいなと思い始めました。

ー今までの作品のなかで思い入れのある作品はどの作品ですか?
最近の作品だと、お正月の『昇り龍』がお気に入りです。デザインを考えるところからお菓子として形になるまでたくさん試行錯誤したので、すごく思い入れがあります。
あとは、お披露目したタイミングがちょうど年明けの震災で大変な時期になってしまったこともあり、特に祈りや願いのような思いを強く込めた作品となりました。

クッキー①
クッキー①

ー今後はどんな作品に挑戦していきたいですか?
実は今ちょっとスランプ気味でして(笑)これといって思いつきません。
でも、いろんなものからたくさんよい刺激を受けて、新しくたのしいお菓子をまた生み出していけたらいいなと思います。

まるで本物のようなひき肉クッキーには驚きましたね。今後もどんな作品が作られるのか楽しみです。

ひき肉クッキーの制作過程

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