相手のことを思って、1つしかない物を半分にして分けたり、譲ったりすることがありますよね。
Sechu Radio(@sechuradio)さんが、1つのスコーンをめぐる長男君とお父さんのやりとりをInstagram上に投稿すると「コントみたい」「いい子」「優しい」などのコメントが寄せられ話題になっています。
長男君とお父さんのやりとりはどのようなものだったのでしょうか。
お母さんの作ったスコーン
長男君は、お母さんの作るスコーンが大好きです。お父さんが自分の分のスコーンを譲ろうとすると「いいよいいよ」ともらおうとしない長男君。
本当は食べたいのでしょうが、お父さんにも食べてもらいたいようです。お父さんが「もしお父さんのじゃなかったとしたらどう?」と聞くと、正直に「食べたい」と言う長男君。
「いいよいいよ」とお互いに譲り合って、どちらが食べるかなかなか決まらず、ついには「食べたくない」とわざと言った長男君にお父さんは「お母さん可哀想」と返しています。
このやりとりに、Sechu Radioさんは「優しさの交差点で事故起こしてます」とコメントされていました。
スコーンは長男の大好物
このときの様子について、Sechu Radioさんに話を聞きました。
ーお母さまが作るスコーンはみんな大好物なのでしょうか?
長男(そら)が好きでよく作ってほしいと頼まれます。わたし自身が好きなので昔から作っていました。「おいしい」と言ってくれています。
ースコーンを食べれる数は1人ずつ決まっているのでしょうか?
ホットケーキミックスの分量がちょうど4切れ分で、倍量の8切れ分だと余るのでいつも4つ作っています。なので1人ひとつになります。
ーお父さんはなぜ、長男君にスコーンを譲ろうと思ったのですか?
ご飯のときでもおやつでもパパはなんでも子どもたちに譲るので、そらがスコーン好きと知っていて譲っています。そしてパパはそもそも甘い食べ物は好んで食べないので、私としてはパパがそらに譲るまでは想定内で作っています(笑)
ー長男君はなぜ、スコーンをもらおうとしなかったのでしょうか?
まだお父さんは甘いものをそんなに食べないということを知らないので、子どもたちは本当は食べたいけど譲ってくれてるという頭でいるからだと思います。
ー最終的にスコーンは誰が食べたのでしょうか?
そらが食べました。ひとくち食べるごとに、お父さんに「お願いだからひとくちでいいから食べてくれ」とすすめていました。食べたい気持ちと罪悪感と闘いながら完食しています(笑)
ーお母さまは2人のやりとりを見ていてどう思われましたか?
うちではけっこう頻繁に繰り広げられることなので、特にやりとりに感動することもなく…どっちでもいいから早く食べなさいと思ってます(笑)
ー家族の様子について、SNSで発信しようと思ったきっかけがあれば教えてください。
特にこだわってなにかを発信したい、伝えたいということはありません。もともとyoutubeをやってみたいと思っていて、何年も前から真似事をして動画を作ってプライベート用のInstagramに投稿していました。
それを見ていてくれた友達や親戚から「やってみたらいいよ」と言われていて、最後にパパに背中を押されたのがきっかけで始めています。得意なカテゴリも特別持ち合わせていないので、必然的に日常系の発信になっています。
お互いを思い合ったとても素敵なやりとりでしたね。このようなやりとりは頻繁に行われるようで、長男君の優しさが伝わりますね。