小さな子どもとのお出かけは大変なことがいっぱいです。出かけ先で大きな声で泣かれてしまうと、周りの目も気になるしどうにか泣き止ませないと、と慌ててしまいますよね。
すずか(@suzuqua)さんは、2人のお子さんをもつお母さんです。Instagramでは2人の子育ての様子を漫画にして公開しています。
今回投稿されたのは、3歳のかえちゃんがスーパーで大きな声で泣いてしまったときのお話です。
突然泣き出してしまったかえちゃん
すずかさんは、スーパーで突然大きな声で泣きだしてしまったかえちゃんに、声の大きさを調節しようと提案します。
すると、かえちゃんは上手に声の調節をし、だんだんと気持ちが落ち着いていったそうです。
漫画を見た人からは「なるほど」「勉強になります」などのコメントが寄せられています。
このときの様子などについて、すずかさんに話を聞きました。
かえちゃんへの声がけ
ー買い物中、かえちゃんは今回のように帰りたいと泣いてしまうことはよくあるのでしょうか?
頻繁ではないですが、たまにあります。
ー最初かえちゃんが泣き始めてしまったとき、どのように思いましたか?
「あーはじまった。ここでか…」と思いました。
ースーパーで急に泣き出してしまったとき、どうしてそのような言葉をかけてあげることができたのですか?
泣いている理由を話すことで落ち着くと思ったのですが、特別な理由がなかったので、意識を他に向けさせようと思ったためです。
ーかえちゃんはどのくらいで泣き声を抑えてくれるようになりましたか?
2分くらいだったと思います。声量の調節をするのが面白かったみたいで、そちらに夢中になってくれました。
ー買い物が終わる頃にはかえちゃんのご機嫌はどのようなものでしたか?
上手に音量が調節できて褒められ、ご機嫌でした。
ーすずかさんの声掛かけついて、賞賛する声が寄せられていますがどう思われましたか?
いろいろ試した中でたまたま上手くいった事例なので、過分なお言葉をいただき大変恐縮しています。
でも、同じように子どもに翻弄される日々を送る仲間がたくさんいるんだなと、ちょっと心強くなりました。
言葉かけで意識していること
ーかえちゃんに何かを伝えるとき、意識していることはありますか?
子どもだからと言って難しい言葉を避けるのではなく、大人に使うような言葉や言い回しをするように心掛けています。
質問大好きな『なんでなんで期』なので、わからない言葉はつど質問してくれます。
そのため語彙が増え、ますますお喋りになりました。
語彙力と文章で話す力がついてきたことによって、本人が話したときの聞き手側の理解度が深まり「伝わった」と小さく満足した後「じゃあこうするのはいい?」と代替案を出してくるようになりました。
最近は「ヤダ!」を連発する回数が減ってきた気がします。
子どもへの声がけは難しいものです。子どもの気持ちを大事にしたいと思っても、周りの目や自分の心の余裕などによって、なかなかできないことも多いかもしれません。
そんなときに、ほかのお母さんたちの声がけや接し方などを教えてもらうと、ヒントをもらえるとともに、同じように頑張っている人がいることに元気をもらえますね。