家族との思い出の場所はありますか?実家から離れて暮らす方だと、帰省したときに訪れるお店や場所があるという方もいるでしょう。
今回ご紹介するのは「地元のお好み焼き屋さんでほっこりしたエピソード」です。
イラスト:yoyoi(@yoyoi_mu)
家族と行きつけのお好み焼き屋さんで
A子さんが久しぶりに行った地元のお好み焼き屋さんで起こったエピソードです。
A子さんは高校卒業後に上京し、地元に帰るのはお盆とお正月くらいでした。お盆に帰ったときには必ず昔から行きつけのお好み焼き屋さんに家族で行っていたA子さんたち。
しかし5年前にA子さんの両親が他界してからは地元に帰ることはなくなり、そのお好み焼き屋さんに行くこともありませんでした。
今年のお盆に久しぶりに地元に帰ろうと思い、家族で行った思い出のお好み焼き屋さんに一人で出かけたA子さん。すると、お店に着くなり、店主のおじいさんが『おかえり、待ってたよ』と言ってくれたといいます。その言葉にA子さんは感動しました。
店主のおじいさんの言葉に…
このときのことについて、A子さんに聞きました。
ー店主のおじいさんの言葉を聞いた時、どう思われましたか?
ずっと家族で行っていたお店だったので、昔の思い出が蘇りました。また店主のおじいさんが私のことを覚えいてくれたことも嬉しくて、「ただいま」と涙ぐみながら答えました。
ーこの体験を通して、気持ちの変化などはありましたか?
両親がいなくても帰る地元があるので、安心感があります。
おじいさんは昔から家族で来ていたA子さんの事情を知り、来店するのを待っていたのかもしれませんね。優しく歓迎してくれる店主のおじいさんの対応にほっこりします。
※こちらは実際にユーザーから募集したエピソードをもとに記事化しています。