”子どもが甘える理由”を描いた話に「ハッとしました」「勉強になります」の声

”子どもが甘える理由”を描いた話に「ハッとしました」「勉強になります」の声
「甘えるしかない」①(@komezo7さんより提供)

育児をしているとさまざまな問題に直面します。「これでいいのかな」と悩むことも多いですよね。

パン耳(@komezo7)さんは3人の子育て中のママさん。X(Twitter)だけでなくInstagram(@panmimi7)やブログ「社畜の育児」で育児やお仕事に関する漫画を公開しています。等身大のエピソードは多くの人の共感を得ています。

パン耳さんが投稿した「甘えるしかない」の漫画は、子どもたちが甘える理由について考えさせられる内容でした。

子どもが甘えてきたら…?

パン耳さんは職場の同僚から「上の子が最近自分でご飯を食べてくれなくて…」と相談されたそうです。下の子が生まれたら上の子が赤ちゃん返りをして困ったという話はよく聞きますよね。そんな時、パン耳さんはできるだけ子どもたちの要求に応じているそうです。

「甘えるしかない」⑤
「甘えるしかない」⑤

パン耳さんがそう考えるには理由があります。それは、「甘えることによって子どもが心の回復をしている」と考えているからです。私たちは疲れた時やイライラした時に、複数の解消法をもっています。好きなものを食べたり好きなものを観たりと、それぞれの解消法があるでしょう。

「甘えるしかない」②
「甘えるしかない」②

しかし子どもはそうではないですよね。

「甘えるしかない」④
「甘えるしかない」④

子どもが心を回復させるためには甘えるしかない…そう考えると、日々の子どもの甘えも受け止めてあげたくなりますね。

投稿には「高校生でも甘えたくなるときがあるようです」「ためになりました」「ポジティブに考えられました」などのコメントが寄せられました。

今回は、パン耳さんに投稿されている漫画について話を伺いました。

気付いたきっかけは

ーお子さんたちが選択肢に“甘える”ぐらいしかないと思っているとありますが、これは育児をしている中での気づきだったのでしょうか?
母になり、息抜きに好きなことをしている時に「大人はいろいろな娯楽があって最高だなっ」と感じたのですが、子どもの頃の自分を思い返すと娯楽の選択肢が狭かったと思います…
あと自分が子どもの頃なかなか甘えられる環境でなかったから、この気づきに至ったのかもしれません。

その後のお子さんたちの様子

ー長女や次女ちゃんたちは今もパン耳さんにご飯を食べさせてもらうことはありますか?
長女はもう、あまり無くなってしまいましたね。切ない…
でも、たまに「ギュッとして」と言われるのでギュッとしてます。次女は時たま、3口くらい『あーん』を求めてきたりします。多分、自分で食べた方がサクサク食べられるから3口で満足してあとは自分で食べている感じです。

ーお子さんがパン耳さんにご飯を食べさせてもらったり甘えたりしたあと、お子さんたちに何か変化を感じることはありますか?
あまりないです。普段通り。目に見えて効果があればいいのですが…

ーお子さんについて、どのような姿を見て成長したなと思いますか?
私が良くない叱り方をした時に「今のいい方は強かった。嫌な気持ちになる」としっかり伝えてくれたりする時に成長してるなって思います。大人がすべて正しい訳じゃないから私が感情的に叱ってしまった時に正してくれると、こちらも我に返り謝罪できるので成長はありがたいです。

ーパン耳さんの漫画に共感するコメントが多く寄せられていますが、どう思われましたか?
全日本甘えさせ隊、入隊!!ともに戦友となり甘えさせ隊を盛り上げてていきましょう!という気持ちに駆られました。

子育てをしていると、子どもから学ばせてもらうこともたくさんありますよね。きっと私たちは子どもと一緒に成長しているのでしょうね。

この記事の写真一覧はこちら